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保存状態の良いオトダスの歯化石(Otodus)/【ot754】
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恐竜没後の新生代に出現した、巨大海洋軟骨魚類、オトダスの歯化石が登場しました。非常に鋭い先端にご注目ください。

上が歯の先端部、下の乳白色部分が歯の根本部分です。オトダスは世界中の幅広い地域の海に生息していたと考えられています。

エナメルがよく残っているのが分かりますね。本標本はモロッコ産です。


裏側もご覧のとおりの抜群の状態。鋭い歯であることがよく分かります。


オトダスは、最終的にメガロドンの仲間へ進化したと考えられています。その証拠として、中間的な歯が見つかっています。

横から見たら、ハートの形をした分厚いルート部。



鋭い先端部。




サイズは長い方のカーブ計測で7.8センチ。大きさ、保存状態ともに不足がない、良質歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot754 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 保存状態の良いオトダスの歯化石(Otodus) |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測7.8cm |
商品解説 | 保存状態の良いオトダスの歯化石(Otodus) |
オトドゥスとは?
古代魚 オトダス(Otodus)
**Otodus obliquus**は、絶滅した大型の海洋生物の一種です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海で暮らしていました。
生理学的な知識
オトダスは、主に歯の化石や背骨の一部が発見されています。他の軟骨魚類と同様に、オトダスの骨格は軟骨でできています。その歯は三角形の歯冠となめらかなエッジ、歯根に付随する小さな副歯で特徴づけられています。また、一部の標本では歯のエッジに微細なギザギザ(セレーション)が確認されています。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石から、この生物が非常に大きな捕食者だったことがわかっています。現存する最も大きな歯の高さは104mmに達し、背骨の幅は12.7cmとされています。これらのデータに基づき、体長はおよそ9メートルに達したと推測されています。
オトダスはどこにいたか?
オトダスは広い範囲の海に生息していたと考えられています。その化石はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど多くの地域で発見されています。
オトダスは何を食べていたか?
オトダスは、海洋哺乳類や大きな魚類、さらには他の海洋生物を食べていたと考えられています。当時の海洋生態系において食物連鎖の頂点に位置していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に史上最大の海洋捕食者として知られるメガロドンの祖先に当たると考えられています。その進化を裏付ける中間的な特徴を持つ歯の化石が見つかっています。