幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石 化石 販売

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幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石/【ot4417】

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4417】

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幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その1)

この葉化石は、秋田県湯沢市周辺から産した日本産の植物化石です。母岩の中に、葉の輪郭と葉脈がはっきりと残っています。派手さはありませんが、手に取ると、はるか昔、中新世の記憶が伝わってくるようです。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その2)

産地である湯沢市周辺は、新生代に形成された堆積盆地が広がる地域で、植物化石の産地として知られています。本標本が由来すると考えられる地層は「三途川層」と呼ばれ、後期中新世を中心とする時代の地層です。当時の日本列島が、豊かな森林と水辺環境に覆われていたことを伝えてくれます。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その3)

葉化石は、骨や貝に比べて保存が難しい化石です。柔らかい葉が形を保ったまま残るためには、水流の穏やかな湖や沼で、素早く細かな堆積物に埋もれる必要があります。この標本では、主脈から側脈までが明瞭に確認でき、当時の環境条件が整っていたことを物語っています。

詳しくはコラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで」を御覧ください。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その4)

写真からも分かるように、葉の中央を走る主脈と、左右にほぼ対称に伸びる側脈が美しく保存されています。葉の縁には強いギザギザが見られず、比較的おだやかな形状です。ブナ類ではないかと考えられますが、はっきりとは同定できません。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その5)

裏面です。非常にきめ細かい石質で、葉が埋没した際の静かな堆積環境をよく伝えています。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その6)

何層にも重なる薄い堆積層が確認でき、湖底でゆっくりと積み重なった堆積の様子が感じられます。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その7)

サイズは葉本体で幅約7.7cm、母岩を含めると13cmを超える、非常に立派な標本です。母岩が厚いため、手に取って観察することも可能です。もちろん書斎や展示スペースに置いて眺めることもできます。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その8)

100円硬貨との比較です。上質な植物化石が知られる、秋田県湯沢市の中新世の地層から産した、美しい木の葉の化石です。

幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石(その9)

中新世の淡水湖周辺に広がる、森林の想像図です。原生林が広がる豊かな自然が広がっていたのでしょう。

ネームカード

商品スペック

商品ID ot4417
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石
産地 秋田県 日本
サイズ 本体幅7.7cm 母岩含め全体13.4cm×12.5cm×厚3.3cm
商品解説 幅広で美しい輪郭をもつ、秋田県湯沢市・中新世の地層から採集された木の葉の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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