ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産 化石 販売

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ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産/【ot4414】

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4414】

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ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その1)

ほぼ完全に炭素化した見事な木の葉の化石です。岩手県雫石町・用ノ沢から産出した本標本は、葉そのものが黒色を保った「炭質化化石」。輪郭だけが残る印象化石とは異なり、葉の実体が炭素膜として保存されています。視覚的なインパクトと同時に、植物が生きていた証そのものが残る、非常に味わい深い一品です。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その2)

本標本は、岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢から産出したものです。この地域では、約2000万年前の湖底層から、保存状態の良い木の葉化石が多く知られています。当時の東北地方は現在より温暖で、湖や湿地を伴う豊かな森林環境が広がっていたと考えられています。こうした安定した自然環境こそが、葉が完全な形で残るための前提条件でした。

葉っぱが、このような状態の良い化石になるメカニズムをご紹介します。コラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その3)

炭素化した木の葉化石はいくつか取り上げてきましたが、ここまで濃く、はっきりと炭素膜が残るものは稀です。

まるで焦げた葉がそのまま化石になったように見えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。酸素の乏しい湖底で、長い時間をかけて水分や揮発成分が抜け、炭素だけが残る「炭質化」という過程を経た結果です。これは低温・無酸素下で進む自然の化学変化で、世界各地の湖成堆積物から同様の例が知られています。黒色は、かつて光合成を行っていた炭素の名残なのです。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その4)

多くの木の葉化石は、葉が分解された後に輪郭だけが岩に写し取られた「印象化石」です。一方、本標本は葉そのものが炭素膜として残るタイプで、保存条件がより厳しく、産出数も限られます。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その5)

裏面です。湖底に堆積した粘土質の泥が、長い時間をかけて石となった母岩と考えられます。葉をやさしく包み込むように保存していたことがうかがえます。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その6)

写真からは、中央を走る主脈と、そこから分岐する側脈がはっきり確認できます。葉縁はなめらかで、全体に細長い形状を持ち、当時の広葉樹の一種である可能性が考えられます。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その7)

葉を包み込む母岩は、明るい色調の粘土質泥岩。側面からは、湖底層特有の細かな層理が確認できます。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その8)

母岩全体は約8.8×7.3センチ、最厚部は2.8センチ。葉の最大幅は約4.8センチで、手のひらに収まるサイズ感です。

ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産(その9)

100円硬貨との比較です。日常空間に無理なく置ける大きさでありながら、存在感は十分。デスクや書棚に置けば、ふとした瞬間に太古の森へ思いを巡らせることができます。

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商品スペック

商品ID ot4414
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産
産地 岩手県 日本
サイズ 本体最大幅4.8cm 母岩含め全体8.8cm×7.3cm×最厚部2.8cm
商品解説 ほぼ完全に炭素化した、保存状態のきわめて良い木の葉の化石| 岩手県岩手郡雫石町・用ノ沢産

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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