岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石 化石 販売

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岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石/【ot4404】

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4404】

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岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その1)

こちらは黒色成分がよく残った、木の葉の化石です。この黒色成分は、木の葉そのものが炭化して保存されたものと考えられ、木の葉化石に多い「印象化石」とは異なります。岩手県雫石町からは、たびたびこうした状態の良い木の葉の化石が発見されることで知られています。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その2)

木の葉が生えていた樹木が繁栄していたのは、今から2000万年ほど前くらいと考えられています。中新世と呼ばれるこの時期は、日本は比較的温暖で、広葉樹・針葉樹いずれも生い茂った豊かな森が広がっていたと考えられています。当時の東北地方には淡水湖があり、湖底に落ちた木の葉に火山灰が降り積もることで、酸化が進みにくくなり、このような良好な状態を維持できたと考えられています。

詳しくはコラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで」をご覧ください。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その3)

葉柄や葉脈が非常に明瞭に残っています。数千万年が経過したとは思えないほど、まるで湖底に眠る木の葉そのもののような姿です。これが自然の作用によって残された“本物の化石”であることに、あらためて驚かされます。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その4)

母岩は本体を囲むように、カットされ、色のコントラストも明瞭で、本体を引き立てています。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その5)

裏面です。湖底の一部を切り取ったかのような、きめ細かい石質です。採集年はいまから約20年前の2005年8月であることが分かっています。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その6)

この幾重の層構造が、木の葉を腐敗から守ってきたことが分かります。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その7)

木の葉本体の大きさは、約7センチ弱あります。

岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石(その8)

100円硬貨との比較写真です。本体が炭化し黒く残った、保存状態の良さが際立つ、貴重な木の葉の化石であることが分かります。

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商品スペック

商品ID ot4404
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石
産地 岩手県 日本
サイズ 本体幅6.9cm 母岩含め全体8.8cm×6.5cm×厚1.2cm
商品解説 岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石。採集年月:2005年8月

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜