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ベリーベリーレア!まごうことなき、完全なる「羽毛」を内包した、極めて希少なミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite)/【ot4368】
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こちらは、白亜紀の琥珀として世界的に名高い、ミャンマー産の琥珀、バーマイトです。なんと内部に、”羽毛”を含んでいる極めて希少な標本です。約1億年前といえば、恐竜が大地を闊歩していた時代です。そんな時代の羽毛を内包している……、まさにロマンの塊のような存在です。
世界中に琥珀産地はありますが、羽毛を含むものはほとんど存在しません。羽毛を三次元的かつ微細構造レベルで保存している点を考えると、この標本の希少性をお分かりいただけると思います。前回、羽毛内包琥珀を発表したときは、たくさんの反響をいただきました。ぜひ、今回の琥珀にもご注目いただければ幸いです。
全体をご覧いただきましょう。羽毛は1つではなく、写真上半分中央に集中して見つかります。羽毛は本来、腐敗・分解しやすい組織で、化石として残るには瞬間的な樹液による被覆と無酸素環境が必要です。本標本は、樹液が流出した直後に羽毛が捕捉されたことを示す保存状態で、その精緻な保存状態は驚くほかありません。
その”羽毛地帯”をクローズアップしました。ご覧のように拡大画像からは、羽毛の羽枝(barb)や羽小枝(barbule)が明瞭に確認できます。これは単なる「羽毛らしき痕跡」ではなく、まさに羽毛そのものです。いかに良好な条件下で保存されたか、一目瞭然です。
琥珀内部には羽毛だけでなく、植物由来の繊維片や微粒子も共存しています。この小さな琥珀は、約1億年前の森林環境・生態系の一端を同時に記録した「小さな生態系」のような存在です。
こちらには、虫の羽の一部のような部位も見られます。
限界まで寄って撮影してみました。ぜひ30倍程度のルーペでご覧ください。まさに鳥肌モノと呼ぶにふさわしい羽毛です。この持ち主はいったい、どんな生物だったのでしょうか……。原始的な鳥類か、はたまた恐竜なのか。
この羽毛が樹液に包まれた時、周囲では、恐竜が歩き、原始的な鳥が飛んでいた世界が存在していました。本標本は、想像ではなく「実物」としてその時代の一部を現在に伝える、極めて希少な実体資料です。
バックライトをあてて撮影しました。バーマイトはその年代の古さにもかかわらず、透明度の高い標本が含まれます。また総じて扁平なので、光を通しやすく、非常に美しいレモンイエローを呈します。通常は、やや赤みがかっていますが、光があたると、ダイナミックに変化する点も魅力です。
羽毛入り琥珀は、琥珀コレクターの採集到達点の一つと言って良い存在です。様々な動植物を内包するバーマイトの中でも、”羽毛入り”は圧倒的少数。めったに入手できるものではありません。
左右約13ミリほどのサイズがあります。
100円硬貨との比較です。まごうことなき、完全なる「羽毛」を内包した、極めて希少な、バーマイトです。
商品スペック
| 商品ID | ot4368 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | ベリーベリーレア!まごうことなき、完全なる「羽毛」を内包した、極めて希少なミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.3cm×0.8cm×厚0.3cm |
| 商品解説 | ベリーベリーレア!まごうことなき、完全なる「羽毛」を内包した、極めて希少なミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































