10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産 化石 販売

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10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産/【ot4353】

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot4353】

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10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その1)

本標本は、岩手県雫石産の鮮明な木の葉の化石です。新生代・中新世(約1000万年前頃)の地層から産出したもので、細粒の泥だった堆積物に、葉形がくっきりと残っている上質標本です。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その2)

かなり大きな標本で、根本から先端までまるごと残っています。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その3)

ケヤキやニレほど鋸歯(縁部のギザギザ)が明瞭ではないことから、ブナ類に近い葉と推定されます。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その4)

裏面です。堆積物の流れや、鉄分由来と思われる赤色の沈着が確認でき、穏やかな環境下でゆっくりと堆積した様子が読み取れます。

中新世当時、この地域には内陸湖が発達しており、周囲の火山からもたらされた火山灰を含む細かな泥が、湖底に静かに降り積もっていました。落葉は酸素の乏しい湖底に沈み、分解されることなく泥に覆われたことで、葉の表面が炭素膜として保存されたと考えられます。およそ1000万年前の湖底環境を、そのまま閉じ込めた一枚といえるでしょう。

詳しくはコラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで」をご覧ください。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その5)

側面から見ると、断続的に堆積物が降り積もって固まったことが分かりますね。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その6)

葉本体10センチを超えます。

10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産(その7)

100円硬貨との比較です。付属のスタンドに載せることで、化石標本としてだけでなく、空間を引き締める知的なオブジェとしてもお楽しみいただけます。

ネームカード
スタンド

商品スペック

商品ID ot4353
年代 新生代第三紀(6600万--260万年前)
学名 10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産
産地 日本 岩手県
サイズ 本体幅10.8cm 母岩含め全体18.3cm×11.2cm×厚1.9cm
商品解説 10センチを超える、立派な木の葉(ブナ類と推定)の化石。岩手県雫石町・用ノ沢産

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜