- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- 黒く炭化して輪郭が残った珍しいタイプ!秋田県田沢湖産、ブナ類と思しき木の葉の化石
黒く炭化して輪郭が残った珍しいタイプ!秋田県田沢湖産、ブナ類と思しき木の葉の化石/【ot4329】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 3,600円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
こちらは、秋田県田沢湖から採集された、新生代中新世(約1,700万〜800万年前)の地層から産出したとみられる、ブナ類の木の葉の化石です。きれいに炭化しており、輪郭がくっきりと浮き出ています。 このように炭化した状態で発見されるプロセスをコラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで」で紹介しています。ぜひご覧ください。
細粒の泥(湖や湿地で静かに堆積した泥)に、葉の形や側脈のパターンが鮮明に残っており、当時の温暖湿潤な森林環境をよく物語っています。
側脈も明瞭に保存されています。葉っぱの化石は印象化石が大半ですが、こうして炭化して本体部分が残るケースは多くありません。炭化特有の黒いコントラストが、葉の“実在感”をより強く感じさせます。
しかも、かなり大きい。左右8センチくらいあります。
裏面です。丁寧に長方形にカットされています。
葉っぱの化石にありがちな薄い母岩ではありません。強度がしっかりしており、手に取ったときの“安定感”があります。
左右約11センチ弱の母岩に約8センチの明瞭な輪郭を持つ木の葉の化石が鎮座しています。
100円硬貨との比較です。こうしてスタンドにのせて飾ると、黒く炭化した輪郭がさらに際立ち、存在感がぐっと増します。はっきりと炭化して残された、珍しいタイプです。
商品スペック
| 商品ID | ot4329 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
| 学名 | 黒く炭化して輪郭が残った珍しいタイプ!秋田県田沢湖産、ブナ類と思しき木の葉の化石 |
| 産地 | 秋田 日本 |
| サイズ | 本体幅8.1cm 母岩含め全体10.7cm×7cm×厚1.1cm |
| 商品解説 | 黒く炭化して輪郭が残った珍しいタイプ!秋田県田沢湖産、ブナ類と思しき木の葉の化石 |

10分で分かる植物の進化とは?
植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。
現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。
先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。
古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。
最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)
藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)
古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)
古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)
恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)
恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。































