- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 魚類
- ノコギリエイの化石販売
- 特大!白亜紀後期の海に生息していた、一風変わった軟骨魚類……オンコプリスティス(Onchopristis)の歯の化石
特大!白亜紀後期の海に生息していた、一風変わった軟骨魚類……オンコプリスティス(Onchopristis)の歯の化石/【ot4300】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 9,800円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

こちらは、白亜紀前期バレミアン期から後期セノマニアン期(約1億2500万〜9400万年前)にかけて生息していた、軟骨魚類でエイの仲間、オンコプリスティス(Onchopristis)です。現在のノコギリエイに似た長い吻(ふん)を持ち、その両側には非常に鋭い歯が並んでいました。こちらは、その歯の化石です。
オンコプリスティスは、現生のノコギリエイに姿・形はよく似ていますが、系統的には異なるグループに属しています。

特徴的なのは、やはりこの独特な形です。先端には、まるで釣り針の返しのような鋭いフックがあり、引っ掛けた獲物を逃がさないための進化上の工夫と考えられます。オンコプリスティスは、この鋭い歯を左右に振り回し、魚を引っ掛けて捕らえていたとみられます。

こちらのオンコプリステスの歯化石は、実は特大サイズです。通常は大きくても5センチ程度ですが、こちらは、なんと7センチ弱に達します。初めてお目にかかるサイズかもしれません。

両面ともに極めて良好な保存状態を保っており、表面には美しい光沢が残されています。この一風変わった生物、オンコプリスティス(Onchopristis)の化石が最初に発見されたのは1905年、フランスの古生物学者エミール・オーグ(Émile Haug)によるものです。発見地はアルジェリアでした。
属名「Onchopristis」は、ギリシャ語の
・ónkos(ὄγκος)=棘(とげ)
・prístis(πρίστις)=ノコギリ
に由来し、「トゲを持つノコギリの魚」という意味を持っています。

根元から撮影した写真です。基部の断面は円形ではなく、やや角ばった形状をしているのが特徴です。

ロングカーブ計測で約68ミリに達する、非常に立派な標本です。

100円硬貨との比較写真です。白亜紀後期の海に生息していた、一風変わった軟骨魚類・オンコプリスティス(Onchopristis)の、特大サイズの歯の化石です。

特徴的な吻部を持つ、オンコプリステスの復元イラストです。
商品スペック
商品ID | ot4300 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 特大!白亜紀後期の海に生息していた、一風変わった軟骨魚類……オンコプリスティス(Onchopristis)の歯の化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.8cm |
商品解説 | 特大!白亜紀後期の海に生息していた、一風変わった軟骨魚類……オンコプリスティス(Onchopristis)の歯の化石 |
ノコギリエイとは?
英名は、sawfish。
最大の特徴は、頭部から長く突き出たノコギリ状の吻である。Pristis はラテン語で、「ノコギリエイ」を意味する。外見上よく似ているが、ノコギリザメ(ノコギリザメ目ノコギリザメ科)とは別種。
頭部から突き出た、ノコギリ状の吻部が最大の特徴。この吻部を振り回して、獲物を切り裂き、あるいは引っ掛けて捕食する。中生代に現れ現世まで絶えることなく生息している。