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群集化石!恐竜時代・白亜紀前期の絶滅淡水魚、リコプテラ(Lycoptera)のマルチプレート化石/【ot4299】
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こちらは、約1億2000万年前の東アジアに生息していた絶滅淡水魚、リコプテラの群集化石です。リコプテラは、地層の年代を特定する際に用いられる示準化石(インデックス・フォッシル)としてよく知られています。とくに、羽毛恐竜で知られる熱河生物群(Jehol Biota)を代表する魚のひとつとして有名です。
本標本には、完体標本が2体、さらに部分化石が複数含まれるマルチプレート化石となっています。

リコプテラは、体長数センチほどの小型の淡水魚で、楕円形の細かな鱗を持ち、現生のフナやメダカに似た姿をしていました。多くの種はプランクトンを主食とし、微小な歯を備えていましたが、一部の種は昆虫やその幼虫なども捕食していたと考えられています。

リコプテラは単体でも発見されますが、このように群集化した標本も少なくありません。こうした点から、彼らは群れで行動していた魚であると考えられています。その意味でも、現生のメダカやフナに近い性質を持っていたのかもしれません。

こちらの個体は、全身が保存されており、ヒレも見事に残っています。

丸みを帯びた頭部や、眼が収まっていた眼窩底もよく保存されています。

裏面です。リコプテラの主な産地は、中国・遼寧省です。白亜紀初期、この地域には羽毛恐竜や原始的な鳥類、多くの昆虫たちが棲息しており、リコプテラもその湖や河川で生き生きと泳いでいた姿が想像されます。

側面から撮影しました。母岩には十分な厚みがあります。

左右約8センチの母岩上に、最大で5センチ弱のリコプテラが複数見られます。

100円硬貨との比較写真です。恐竜時代・白亜紀前期の絶滅淡水魚、リコプテラの群集化石です。
商品スペック
商品ID | ot4299 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 群集化石!恐竜時代・白亜紀前期の絶滅淡水魚、リコプテラ(Lycoptera)のマルチプレート化石 |
産地 | 中国、遼寧省 |
サイズ | 本体最大直線距離5cm 母岩含め全体7.9cm×6.4cm×厚0.6cm |
商品解説 | 群集化石!恐竜時代・白亜紀前期の絶滅淡水魚、リコプテラ(Lycoptera)のマルチプレート化石 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。