- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 腕足類
- ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石
ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石/【ot4241】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 3,800円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石です。腕足類は、一見すると二枚貝のような殻をもつ海生動物ですが、実際には二枚貝とは系統の異なる生物です。

腕足類は、約5億年前のカンブリア紀に登場し、現代まで生き続けている“生きた化石”です。現在ではそれほど繁栄しておらず、深海や岩場など人目につきにくい環境にひっそりと生息しているため、実際に見たことのある人は少ないでしょう。
一方で、古生代(約5億年前〜約2億5000万年前)には大繁栄を遂げ、多種多様な腕足類が存在しました。そのため、腕足類の化石は地層の年代を知る手がかりとなる「示準化石」としても重要視されています。

裏面には一部欠けが見られます。

特徴的な放射状の線状痕がしっかりと保存されています。

腕足類の殻は背側と腹側に分かれ、上下に開きます。

スピリファーは、海底に固着せず、海洋表層を浮遊しながら生活していたと考えられています。

殻の中央左右のラインは蝶番です。

殻の幅は左右5センチあります。

100円硬貨との比較写真です。ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石から発見された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石です。
商品スペック
商品ID | ot4241 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石 |
産地 | Voronezh,Russia |
サイズ | 5cm×3.5cm×厚2.8cm |
商品解説 | ロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から採集された腕足類スピリファー(Spirifer)の化石 |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。