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白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石/【ot4174】
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こちらは白亜紀後期の約1600万年間、世界中の海域に生息していたモササウルスの歯化石です。本標本は北アフリカ・モロッコ産です。現在では古生物ファンであれば誰もが知るモササウルスですが、最初に発見されたのは18世紀末、オランダのマーストリヒト近郊のチョーク採石場でした。発見された頭骨の化石は当初、クジラやワニと誤認されていましたが、1808年に自然科学者ジョルジュ・キュヴィエが「現生のどの生物とも異なる巨大な海棲トカゲ」であると結論付けました。

こちらの標本は、左上に歯冠に加えて、右下に歯根(顎骨の中に埋まっていた部分)も付属しています。

モササウルスには狭義と広義があり、狭義では約5種類程度ですが、広義ではたとえばプログナソドン属など別属も加えられ、数十種類に及びます。その体躯の全長は種類ごとにまちまちで、大きなものは成長すると体長10メートルをゆうに超えたと考えられています。強靭な顎と筋肉を持ち、頑強な歯であらゆる獲物を捕食したと考えられています。まさに白亜紀後期の海域の頂点捕食者として君臨していた生物でした。
現生には子孫はいないとされますが、ヘビやオオトカゲが近縁とも言われています。ただし、現生の爬虫類と異なる点として、モササウルスは恒温動物だった可能性があるという点が挙げられます。体温を一定以上に保つことができ、活発に遊泳できた可能性が示唆されています。

歯は全体的にボリュームがあり、一部にはご覧のように稜線が存在します。ただし、鋸歯(ギザギザの部分、セレーションとも呼ばれる)は存在せず、あくまで獲物を突き刺し、噛み砕くことに特化したフォルムと言えます。

歯根部を裏側から撮影しました。

全体の幅は約4センチ強です。歯根付きの標本は珍しいものです。

100円玉との比較です。白亜紀後期の海の王者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot4174 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 4.4cm×2.6cm×厚1.7cm |
商品解説 | 白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。