- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 甲殻類
- エビの化石販売
- ラーゲルシュテッテンならではの、極めて上質な保存状態!世界的な化石の名産地、ゾルンホーフェンから出土した、アート作品のように美しい約1.5億年前のエビ、アカントキラナ(Acanthochirana angulata)のパーフェクト標本
ラーゲルシュテッテンならではの、極めて上質な保存状態!世界的な化石の名産地、ゾルンホーフェンから出土した、アート作品のように美しい約1.5億年前のエビ、アカントキラナ(Acanthochirana angulata)のパーフェクト標本/【ot4116】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある

ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 59,000円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

こちらは、化石の名産地であるドイツ・ゾルンホーフェン産の絶滅した古代エビ、アカントキラナの化石です。アカントキラナはこの地域から採集されるエーガーと近い存在ではありますが、前方に突き出た突起に小さなギザギザの部分がある点で区別されます。アカントキラナは約1.5億年前(ジュラ紀)の地層から採集される、恐竜時代のエビです。主にゾルンホーフェンで発見されますが、地中海周辺国からもまれに化石が発見されることがあります。

この標本は、ご覧のように大変美しく、まるで絵画のような味わいがあります。ゾルンホーフェンの岩質は、数ある石灰岩の中でも極めてきめ細かく、美しい乳白色を呈しています。アカントキラナは丁寧にくり抜かれ、中央に鎮座しています。母岩には十分な余白があり、またほぼ正方形にカットされているため、化石というよりアート作品に近い印象です。

前方に突き出したロストラム(突起物)には、小さなギザギザの部分が見られます。これはアカントキラナの特徴の一つです。

現生のエビとさほど差異のない姿です。現生のエビは食用として人間にとって身近な存在ですが、まさに「生きた化石」の一つであることが分かりますね。

化石ファンなら一度は聞いたことがある「ゾルンホーフェン」という産地。簡単にご紹介しておきますね。ゾルンホーフェンはドイツ・バイエルン州に位置するジュラ紀後期の化石産地で、世界的に有名なラーゲルシュテッテンとして知られています。
ラーゲルシュテッテンとは、非常に高い保存状態で化石が発見される地域を指す用語で、ドイツ語で「貯蔵場所」を意味します。ゾルンホーフェンはジュラ紀後期に形成された石灰岩で構成されており、非常にきめ細かく、一方向に割れやすい特徴があります。この特徴を活かして、建材として利用されてきました。その過程で、極めて上質な化石が発見されるようになり、化石産地として世界的に注目されるようになりました。
この地域はジュラ紀には、テチス海末端の多数の島が点在する地域で、外海と隔てられた比較的穏やかなラグーンが広がっていたと言われています。高い塩分濃度と低酸素の環境により、遺骸が腐敗しにくく、普通では残らないような組織も化石化したものと考えられています。他の地域では、これほど精緻なエビの化石はほぼ存在しません。1.5億年という途方もない長い期間を経ても、いまだにアート作品のような美しさを備えています。
ちなみに、テチス海というのは、ジュラ紀から白亜紀にかけて存在していた古代の海で、現在の地中海やインド洋、アラビア海、東アジアの一部を含む、非常に広範囲に広がっていました。ユーラシアプレートとアフリカプレートが衝突する過程で徐々に縮小し、最終的には消失しました。

アカントキラナの特徴である長いロストラム(突起物)。

こちらの標本は、壁にかけられるように裏面にフックが取り付けられています。ぜひ壁にかけてみてください。絵画とはまた違う、シックで上質な空間を演出できます。本物の化石だと知れば、皆さん、驚かれることでしょう。

側面からご覧いただきましょう。十分な厚みがあり、強度もしっかりしています。それにしても、美しい乳白色ですね。さすがゾルンホーフェンと言ったところでしょう。

母岩を含めて左右17センチ、本体は10センチ前後です。アカントキラナとしては、かなり立派なサイズを誇る個体です。

100円玉との比較です。何と言っても、ラーゲルシュテッテンならではのこの保存状態にご注目ください。世界的な化石の名産地、ゾルンホーフェンから出土した、アート作品のように美しい約1.5億年前のエビ、アカントキラナのパーフェクト標本です。
商品スペック
商品ID | ot4116 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ラーゲルシュテッテンならではの、極めて上質な保存状態!世界的な化石の名産地、ゾルンホーフェンから出土した、アート作品のように美しい約1.5億年前のエビ、アカントキラナ(Acanthochirana angulata)のパーフェクト標本 |
産地 | Solnhofen, Bayern, Germany |
サイズ | 本体(カーブに沿って)10.7cm 母岩含め全体17.3cm×15cm×厚1.8cm(木製支柱含めた場合の厚み2.7cm) 1249g |
商品解説 | ラーゲルシュテッテンならではの、極めて上質な保存状態!世界的な化石の名産地、ゾルンホーフェンから出土した、アート作品のように美しい約1.5億年前のエビ、アカントキラナ(Acanthochirana angulata)のパーフェクト標本 |
エビ(海老・蝦)とは?
エビは、節足動物門・甲殻亜門・エビ目 Decapoda に属する動物のうち、ヤドカリ下目とカニ下目を除いた分類群の総称。
大型のエビを海老と書き、小型のエビを蝦と書く、という説があるが、決まったルールはない。