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琥珀ファン悶絶の逸品!その希少性、計測不能・・・化石セブン史上初のサソリ入り琥珀! 約1億年前の琥珀「バーマイト(Burmite)/【ot4088】
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琥珀ファンの皆さま、お待たせしました。ついに登場、ド級のスペシャルアイテムです!こちらは、東南アジア・ミャンマーの北部渓谷で採集された、なんと約1億年前・・・恐竜時代の極めて古い琥珀。その産地にちなみ、「ビルマイト」または発音読みで「バーマイト」と呼ばれています。バーマイトには、昆虫や植物など多種多様な化石が内包されることで知られていますが・・・今回ご紹介するのは、まさかの「サソリ入り」!超レアどころか、“超×10レア”と呼んでも差し支えない、まさに別格の存在です。しかも、この保存状態がすごい。誰が見てもひと目でサソリとわかるくっきりとした輪郭に加え、特徴的なハサミ(鋏角)や尾の先まで、驚くほど精密に残されています。琥珀というタイムカプセルに、1億年の奇跡が閉じ込められています。

ご覧のように、サソリは左上に明瞭に保存されています。バーマイトに限らず、琥珀は、樹液が長い時間をかけて化石になったものです。樹液に群がった虫やこうした節足動物を取り込んだり、樹液が地面に落下した際に、植物片などを含んだりしたまま、化石になることがあります。そのため、内包物も当時そのままの姿をとどめており、古環境を知るための貴重な手がかりなのです。こうした特性から、琥珀はしばしば「古代からのタイムカプセル」とも呼ばれます。

それにしても、まさに驚異的としか言いようのない保存状態です。中でも特筆すべきは、サソリのシンボルマークとも言える鋏角、あの特徴的なハサミ部分が、完全な形で残されていること。1億年の時を超えて、ここまで精緻に残るとは、ただただ圧倒されます。

さらに、4対の足もほぼ完全に保存されている点も見逃せません。

そして、サソリの「リーサルウェポン」とも言える毒針を持っていたであろう尾も、見ての通り、先端まで完全に保存されています。現生のサソリの尾は、最先端を含めて6つの部位から構成されていることが知られていますが、こちらの古代のサソリも同様の特徴を備えています。バーマイトは、約1億年前の樹液が化石化したものだと考えられており、そのインクルーション(内包物)も、同じ時代のものだと言われています。つまり、このサソリもまた、恐竜たちが大地を闊歩していた時代に生きていた可能性があるのです。こうして、ルーペ越しにその遥か遠い世界を覗き込むたびに、胸が高鳴ります。この薄い壁一枚の向こうには、1億年という途方もない時間の隔たりがあると思うと、ただただロマンを感じずにはいられません。あともう一つ、尾の先端をよくご覧ください。細かな毛までが保存されているのがお分かりでしょうか。これは琥珀に内包されなければまず保存されない部分です。

ご覧のように、肉眼でもはっきりと視認可能です。琥珀の内部に取り込まれる昆虫や節足動物は、比較的小さなものが多いのですが、これには明確な理由があります。それは、ネバネバとした樹液の中から脱出できるような大型の生物は、化石化することがほとんどないからです。そのため、たとえその環境にトカゲのような生物がいたとしても、たとえば10センチもの大きさで琥珀に内包されることはほぼありえません。

バックライトを当てて撮影しました。後方からライトを当てることで、ご覧のように、内包物のシルエットが鮮やかに浮かび上がります。

まるでまだ生きているかのような、非常に生々しい保存状態です。琥珀でなければ、まずこのような状態を保つことは不可能だったでしょう。琥珀の内部に取り込まれると、外部環境から完全に遮断され、腐敗が進みにくくなります。さらに、樹液が固化して、琥珀の重合が進むことで、その防腐効果はますます強化されていったことでしょう。琥珀はまさに「自然の防腐剤入りの標本ケース」のようです。

尾の先端には、鋭く尖った部位がはっきりと確認できます。古代のサソリも先端に毒を忍ばせていたのでしょうか。

こちらには、興味深い球体の内包物が見られます。植物片でしょうか。サソリの対角線上にあり、かなりの大きさがあります。

琥珀全体左右24ミリほどあります。

100円玉との比較です。過去に取り扱ったバーマイトは数あれど、サソリが内包されているものは、これが初!琥珀コレクターのためにご用意したスペシャルアイテムです。
商品スペック
商品ID | ot4088 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 琥珀ファン悶絶の逸品!その希少性、計測不能・・・化石セブン史上初のサソリ入り琥珀! 約1億年前の琥珀「バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.4cm×1.3cm×厚0.3cm |
商品解説 | 琥珀ファン悶絶の逸品!その希少性、計測不能・・・化石セブン史上初のサソリ入り琥珀! 約1億年前の琥珀「バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。