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カンブリア紀の化石コレクター必見、あのアノマロカリス(Anomalocaris)の前部付属肢の標本/【ot3918】
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こちらはカンブリアモンスターとして知られるアノマロカリスの前部付属肢の部分です。カンブリア紀の生物を詳しく知らなくても、アノマロカリスだけは知っている、という人も多いのではないでしょうか。カンブリアモンスターの代表格と言える存在です。と同時に、当時の食物連鎖の頂点に君臨していた生物としても知られています。こちらの化石は中国雲南省チェンジャン動物群で採集された標本です。頭部前方から生えた付属肢が見事に保存されています。
本体中央やや左に保存されています。
ご覧のように、層構造をなしており、数枚層を剥がしたところから発見されたことが分かりますね。
アノマロカリスは、前にある特殊な腕(付属肢)を使って獲物を捕まえていたと考えられています。この腕は、捕食者、アノマロカリスを代表する部位と言えるでしょう。「アノマロカリス」という名前は、ギリシャ語で「奇妙なエビ」という意味です。約5億年前のカンブリア紀に生きていた生き物で、その生態は未だ解明されてはいません。まさに「奇妙な生き物」です。体にたくさんの節があるため、アノマロカリスは節足動物に分類されています。同じ節足動物であるエビに似ていることから、この名前が付けられたと言われています。
裏面です。澄江動物群の化石の多くはこのような非常にきめ細かい頁岩で、層をなしています。
側面からご覧いただきましょう。少しずつ積み重なったことが分かりますね。流れが悪く酸素が行き渡らない環境(嫌気性の環境)で少しずつ堆積物が溜まっていったことを表していますね。
付属肢13ミリほど、母岩77ミリほどあります。
100円玉との比較。カンブリア紀の化石コレクター必見、あのアノマロカリスの前部付属肢の標本です。
商品スペック
商品ID | ot3918 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | カンブリア紀の化石コレクター必見、あのアノマロカリス(Anomalocaris)の前部付属肢の標本 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離1.3cm 母岩含め全体7.7cm×6.7cm×厚1.2cm |
商品解説 | カンブリア紀の化石コレクター必見、あのアノマロカリス(Anomalocaris)の前部付属肢の標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
アノマロカリスの標本が出てたので迷わず購入。届いて標本の保存の良さに驚きました。また機会がありましたらよろしくお願い致します。
北海道/男性
アノマロカリスとは?
アノマロカリス (Anomalocaris) は、いわゆるアノマロカリス類 (Anomalocarid) の一種であり古生代カンブリア紀に地球の海に生息していた動物。バージェス動物群の一種。
アノマロカリスは現在のどの動物群にも似ていない
カンブリア紀中に絶滅しており、現生のどの動物群とも類似していない。節足動物に分類される、と言う説もある。
アノマロカリスの名前の由来
現在ではバージェス動物群に属する代表的な動物として知られているが、触手の化石についてはそれ以外でも発見されていた。それがエビの化石と考えられたことから、「奇妙なエビ」という意味の「アノマロカリス」という名が付けられた。
アノマロカリスは当時最も巨大な動物だった
アノマロカリスはバージェス動物群の中で最も大きな動物であり、中国の澄江動物群でも体長2mの化石も確認されている事から当時の食物連鎖の頂点に立つ捕食動物であると考えられている。その一方、小型種にはプランクトンを濾して食べていたと目されているものまで多様に存在している。
アノマロカリスは、三葉虫をかじっていた!?
カンブリア紀の三葉虫でよくかじられた痕が発見されており、アノマロカリスの口器によるものとも言われているが、アノマロカリス類以外にも大型捕食動物が存在していることが確認されており疑問視する声も多い。
当時最強のアノマロカリスはなぜ絶滅したのか
アノマロカリスは当時の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられているが、ある時期を境にその姿は全く見られなくなった。その時期には地球環境に大きな変化は無く、温暖な気候が続いていたと考えられている為、なぜアノマロカリスが突如姿を消したのか(絶滅したのか)は謎に包まれている。
CG制作:藤田 大