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ベリーレア!化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタ(Chuandianella ovata)。付属肢まで保存された希少標本/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【ot3824】
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ベリーレア!化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタ(Chuandianella ovata)。付属肢まで保存された希少標本/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【ot3824】
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こちらは化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタです。人気を博している、中国チェンジャン動物群の一つです。元々はカナダとアメリカのカンブリア紀の地層から発見されたワプティアの仲間と考えられていましたが、1975年に完全な個体が発見され、独自の分類が確立されました。チュアンディアネラは二枚貝と節足動物を合体させたような、奇々怪々な姿をしています。ワプティアとは異なり、チュアンディアネラは顎が欠損している点が特徴です。
左右に二つの殻を持ち、写真上部が頭部方向です。頭部には触角のような付属肢が残されています。
チュアンディアネラは、1センチ前後の大きさで、二枚貝のような甲羅を持っています。この標本でも、甲羅が見事に保存されています。甲羅はリン酸カルシウムでできており、化石として残りやすい性質があります。また、体は多数の節に分かれており、体部からはアノマロカリスのように、多くの足が生えており、これを上手に動かして遊泳していたと考えられています。
付属肢をはっきりと確認できる希少な個体です。チュアンディアネラは、これまでプランクトンを捕食していた比較的おとなしい生物と考えられていましたが、2018年の再調査では、活発に動き回る軟体動物の捕食者であり、三対の付属肢を使って獲物を捉えていたという新たな説が提唱されています。また、体節部の付属肢を上手に動かして水中を進み、遊泳が得意だったと考えられています。
裏面です。多層からなる堆積岩です。
側面からご覧いただきましょう。比較的薄めではありますが、丁寧に取り扱えば強度に問題はありません。
本体約1センチ、母岩5センチ強です。
100円玉との比較。化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタです。付属肢まで保存された希少標本です。
商品スペック
商品ID | ot3824 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタ(Chuandianella ovata)。付属肢まで保存された希少標本 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離1cm 母岩含め全体5.4cm×5.3cm×厚0.6cm |
商品解説 | 化石セブン初登場のカンブリアモンスター、チュアンディアネラ・オヴァタ(Chuandianella ovata)。付属肢まで保存された希少標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
まだまだ知らないカンブリアモンスターは、いっぱいいますね!また珍しい化石の販売をお願いいたします。
滋賀県/男性
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。