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まるでチョークで書かれたようなラインが明瞭に残されたスコットランド産のフデイシ、モノグラプタス(Monograptus)/【ot3683】
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こちらはスコットランド産の筆石、モノグラプトゥスです。モノグラプトゥスは、古生代初期に現れた生物で、直線的な列を示すことで知られています。
そもそもフデイシとは何でしょうか?フデイシ(筆石)とは古生代に棲息していた海洋生物の一種で、群生をなし、棒や羽毛のような形状を作り上げました。まるで、筆で書かれたように見えることから、筆石と呼ばれます。
石版にまるでチョークで描かれたように、はっきりと保存されています。
裏面にもフデイシが見られます。発見当初、フデイシはどのような生物か解明されず、正しく分類されていませんでした。他の生物と一緒に発見されることが少ないため、フデイシの生息環境には謎が多くありました。しかし、どうやら他の生物があまり活動していない深海に棲息していたことがわかっています。
最厚部5ミリほど。
左右49ミリほどあります。
100円玉との比較。まるでチョークで書かれたようなラインが明瞭に残されたスコットランド産のフデイシです。
商品スペック
商品ID | ot3683 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | まるでチョークで書かれたようなラインが明瞭に残されたスコットランド産のフデイシ、モノグラプタス(Monograptus) |
産地 | Dumfriesshire, Scotland |
サイズ | 母岩含め全体4.9cm×3.2cm×厚0.5cm |
商品解説 | まるでチョークで書かれたようなラインが明瞭に残されたスコットランド産のフデイシ、モノグラプタス(Monograptus) |
この商品を購入されたお客様のお声
筆石の名前の語源は、「石に書かれた文字」からとのこと。黒色頁岩などの地層の年代を推定するのに役立つ示準になることが多い化石ですから、まさに地層に残された化石による署名(サイン)なのかも知れませんね。
神奈川県/男性
筆石とは?
筆石の学名『Graptolithina』は、ギリシャ語で「書くもの」を意味する『graptos』と「岩」を意味する『lithos』から付けられました。岩という字はありますが、筆石は石や岩ではありません。
その名のとおり筆で書いたかのような形をしてはいましたが、動物群の一種なのです。では何故、「岩」を意味する言葉がつけられたのでしょうか?
それは発見当初、石の一形態として考えられていたためです。筆石はカンブリア紀中期から石炭紀前期に世界各地の海で生息した半索動物門で、サンゴの様にひとつの骨格に個虫とよばれる小さな生き物が集まってできた生命体です。
絶滅するまで多くの種が存在し浮遊生活するものと海底生活するものがいました。個々の種の存在期間はとても短かったので、地質時代を知るのに使用され古生代の示準化石として重視されています。
また、私たち人間を含む脊椎動が、ウニやヒトデなどの棘皮動物から脊髄の原形をもつホヤなどの脊索動物を経て脊髄動物に進化したと考えられているのですが、筆石が属する半索動物は棘皮動物と脊索動物のそれぞれの共通点をもっていて両者をつなぐ存在として注目されています。