化石のように見えて化石ではないデンドライト（鉱物） 化石 販売

化石のように見えて化石ではない、デンドライトをご紹介します。

化石のようで化石でない？？なんのこっちゃ、という感じですが、第一感で植物が化石化したものに見えますが、これはデンドライトと言う鉱物なのです。

和語ではその名の通り、樹枝状結晶と言い、枝分かれするように伸びています。

化石と間違われる理由の一つとして、本標本が世界的な化石の名産地であるドイツのゾルンフォーフェン産である、という点が挙げられます。

同産地ならではの、薄肌色の石灰岩質に、黒いマンガンが、樹枝状に伸びています。

裏面もこのとおり、まるで、キャンパスに画家が絵を描いたようです。

１３ｃｍ×７ｃｍのサイズは、同種の標本としては、平均以上、むしろ大きい標本といえます。

枝分かれをよくご覧ください。1本の枝から、枝が伸び、その枝からまだ枝が伸びています。その枝の長さは親枝の一定サイズ以下に留まっています。このような繰り返しによってできる図形をフラクタルと言います。

自然界の深遠さを感じざるを得ない、不思議な標本です。

それにしても美しい標本です。

石灰岩のキャンパスにマンガンの絵の具で描かれた、自然界の不思議、デンドライトをコレクションしてみませんか。