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最も初期の高等生物の一つ、カンブリア爆発で誕生した生物の一つ、ヘリオメデューサ(Heliomedusa orienta)の上質化石/【ot3187】
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こちらはカンブリア爆発で知られる、チェンジャン動物群の一つ、ヘリオメデューサの化石です。ヘリオメデューサは5億年以上前に棲息していた、最も古い高等生物の一つ。渦のような形状が特徴的です。

当初、クラゲの仲間と考えられていましたが、現在では腕足類の仲間と考えられています。

腕足類であれば肉茎と言われる構造があるはずですが、このヘリオメデューサには肉茎は認められません。では、どのようにして体を固定していたのかよくわかっていませんが、毛を岩などに固着させていたのではないかという説があります。

裏面にも属種などは不明ですが、部分化石があります。

側面から撮影。チェンジャン化石はこのように、やや赤みがかかっています。

全形がしっかりと保存されている点にご注目ください。最長部75ミリの母岩に16ミリのヘリオメデューサが保存されています。状態良好です。

100円玉との比較。最も初期の高等生物の一つ、カンブリア爆発で誕生した生物の一つ、ヘリオメデューサの上質化石です。
商品スペック
商品ID | ot3187 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 最も初期の高等生物の一つ、カンブリア爆発で誕生した生物の一つ、ヘリオメデューサ(Heliomedusa orienta)の上質化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体1.6cm 母岩含め全体7.5cm×5.9cm×厚1.8cm |
商品解説 | 最も初期の高等生物の一つ、カンブリア爆発で誕生した生物の一つ、ヘリオメデューサ(Heliomedusa orienta)の上質化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
我が家の澄江生物群です(黄文字がセブンさん).やはり以前は日本国内でも相当な数が流通していたと思われ,オールドコレクションの出品を丹念に探し続けてきたところ,結構集められました.奇妙な生物あふれる太古の海はロマンたっぷりです.今回のへリオメドゥサは抜群の保存状態で,部分的ですが辺縁の剛毛らしき構造も確認できました.ちなみにこれで46回目の「お客様の声」ですが,前回から1年4ヶ月ぶりなので,50回までは微妙です…
北海道/男性
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。