希少性ＭＡＸ！オールドコレクション！極めて希少なエディアカラ動物群に分類されるシクロメデューサ（Cyclomedusa）の化石 化石 販売

こちらは先カンブリア時代末期頃、南オーストラリアのエディアカラで採集された、大変希少な化石です。左上に渦を巻いている部分を確認できるでしょうか。

こちらはシクロメデューサという興味深い名前が付けられた生物です。現世のどんな生物とも全く似ていない円環状のユニークな生物で、実際のところ、いったいどんな生物でどのように生活していたのか、全く分かっていません。オーストラリア政府の意向でエディアカラからはすでに化石の採集が行われていません。こちらの標本は輸出可能だった時代に国内に入った極めて希少なオールドコレクションです。そういった背景から今後、玉数が増えることがない、極めて希少性の高い標本です。

エディアカラ動物群で誕生した生物は、バクテリア等をのぞけば、最も原始的な生物と言えます。その生物のほとんどはまるで実験的に造られたような摩訶不思議な形をしており、現世のどの生物にも似ていません。まるで宇宙生物のようです。まさに、最古の生物なのです。いわゆるカンブリア爆発以前の生物です。

名前のシクロとは円環を意味するCycloから由来していると思われます。後半のメデューサとは、ギリシャ神話に登場するメデューサの美しい目（目を見たものは石に変わる）にかけているのでしょうか。たしかに人の目のように見えますね。

こちらは裏面です。

側面から撮影。強固な赤色の母岩です。

およそ８センチ強の母岩におよそ１６ミリのシクロメデューサが鎮座しています。

１００円玉との比較。極めて希少なエディアカラ動物群に分類されるシクロメデューサの化石です。