およそ１億２千万年前のカライワシの仲間、絶滅古代魚、ラコレピスの化石 化石 販売

こちらはブラジルのサンタナフォーメーションで採集された絶滅古代魚、ラコレピスの化石です。

サンタナフォーメーションから採集される古代魚はおよそ１億２千万年頃の古代魚と推定されていますが、ご覧のように鱗が明瞭に保存されている点にご注目下さい。

サンタナフォーメーション産の化石は総じて優れた保存状態を示します。

ラコレピスは現世の硬骨魚類とほとんど変わらない姿をしています。ご覧のように吻部とエラの一部がそのまま保存されています。

表面には細かな鱗が折り重なるように保存されています。

ラコレピスは現世のカライワシに似た魚だと推察されています。カライワシの仲間はイワシに似た細長く、頭部はやや丸みを帯びた流線型で、腹ビレが胴体の中央にあります。

丸いノジュールに覆われた見つかりました。死骸から出たアンモニアと海中の炭酸カルシウムが反応してできた化合物が周りに固着していき、丸いボール状になったものがノジュールです。生物の遺骸を外環境から遮断する効果があり、ノジュールに含まれる化石は総じて良好な保存状態を示します。

およそ１３センチ弱の魚体。

１００円玉との比較。およそ１億２千万年前のカライワシの仲間、絶滅古代魚、ラコレピスの化石です。