９５５グラム！かのレオナルド・ダ・ヴィンチを魅了した鉱物、濃い紫色を呈するアメシスト（Amethyst）の原石 鉱物 販売

こちらは、もう少しで１キログラムに達する、立派なアメシストの原石です。アメシストは和名で紫水晶。その名の通り、紫色を呈する水晶です。水晶はさまざまなバリエーションが存在します。詳しくはコラム「さまざまな石英の結晶（水晶）の種類」を御覧ください。

こちらの標本はご覧の通り、原石そのもの。晶洞に群をなして結晶を作っています。

ナチュラルな標本ならではの味わい。中央には縞瑪瑙も見られます。メノウも珪酸塩鉱物の一種ですから、広いくくりでは水晶と同じ石英の仲間です。

非常に濃い紫を呈します。

ナチュラルな結晶の数々。

まるで剣山のようにおのおのの水晶が同心球状に広がっています。

晶洞タイプのアメシストはマグマなどの超高温の岩石が冷却される際に形成されたと考えられています。空洞に珪酸塩鉱物を含む水溶液が流入することで、このようなドーム状の構造が生まれます。

１５センチ以上、９５５グラムというとても立派なアメシストです。

かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、アメシストを「知性の働きを活発にする」ものと言ったそうです。紫色は心理的効果として想像力や感性を鋭くするそうですが、ダ・ヴィンチの言葉と一致するのかもしれませんね。