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マニアックシリーズ!古生代には大繁栄していた、地球史の証人、レプトダス(Leptodus)の化石。宮城県気仙沼市産/【ot2385】
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マニアックシリーズ!こちらは古生代ペルム紀(およそ2億8000万年前)に棲息していた腕足類の仲間、レプトダス(Leptodus)の化石です。

レプトダスは肋骨のような見た目が特徴で、発見されたときは、いったい何の化石か、すぐには同定されなかったほど、不思議なフォルムをしています。

別の面にもレプトダスが見られる、非常にお得な化石。

当初は、魚の歯の化石と考えられていたのですが、のちになって腕足類と判明しました。

腕足類といってもピンと来ない人が多いでしょう。実際に、現世にはほとんど存在しません(わずかに存在する)が、古生代には大繁栄していました。現世の二枚貝のように、2枚の殻を開閉することができる蝶番を持ち、岩に固着させる肉茎を備えていました。

エサを捕食するために、殻を開き、内部に入ってきたプランクトン等を、口への運ぶことができました。



宮城県気仙沼市飯盛産です。手に取るとズッシリと重量感があります。530グラムある標本。

100円玉との比較。現世ではマイナーな存在ですが、古生代には大繁栄していた、地球史の証人、レプトダスです。
商品スペック
商品ID | ot2385 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | マニアックシリーズ!古生代には大繁栄していた、地球史の証人、レプトダス(Leptodus)の化石。宮城県気仙沼市産 |
産地 | 宮城県 日本 |
サイズ | 母岩含め全体11.2cm×9.1cm×厚4cm |
商品解説 | 宮城県気仙沼市飯盛 |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。