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腕足類が繁栄しつつあったオルドビス紀の腕足類、Sowerbyella rugosaの「大」群集化石。米国オハイオ州産。/【ot1589】
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古代の腕足類、Sowerbyella rugosaの大群集化石です。

腕足類は、一見すると二枚貝のように見えますが、実は異なった生物です。そもそも貝類は軟体動物に分類されますが、腕足類は腕足動物として一つ大きなグループを成しています。

腕足類はカンブリア紀に現れ、古生代に大繁栄をしました。現世ではその時ほど繁栄していません。

英語ではBranchiopodと書きます。もとはギリシャ語で、Branchio(腕)とPod(足)を意味します。殻の後端から筋肉組織を伸ばして、海底に固着させて棲息しています。

二枚貝ではないものの2枚の殻を持ち、少しだけ口を空けて、植物プランクトンなどを捕食して生きています。

腕足類はカンブリア紀に現れ始め、徐々に多様性を増していき、デボン紀に最も繁栄します。その後、古生代末期の税絶滅により、多様性は失われ、現世に至ります。こちらのSowerbyellaは腕足類の多様性が増していったオルドビス紀の標本です。腕足類が現れ間もなくして徐々に多様性を増していった時代の標本と言えるでしょう。







100円玉との比較。母岩にびっしりと詰まった見事な、「大」群集化石です。
商品スペック
商品ID | ot1589 |
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年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 腕足類が繁栄しつつあったオルドビス紀の腕足類、Sowerbyella rugosaの「大」群集化石。米国オハイオ州産。 |
産地 | Ohio,U.S.A. |
サイズ | 15.6cm×9.1cm×厚1.7cm |
商品解説 | 腕足類が繁栄しつつあったオルドビス紀の腕足類、Sowerbyella rugosaの「大」群集化石。米国オハイオ州産。Waynesville Formation, Warren County, Ohaio ,U.S.A. |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。