血液のごとく真っ赤に染まった南アフリカ産鉱物ジャスパー石 鉱物 販売

こちらは南アフリカ産の鉱物、ジャスパーです。和名は碧玉（へきぎょく）。

玉の文字が付くことからも分かるように、こちらは貴石として古来より珍重されてきた経緯があります。もちろん日本に限らず世界中の古代文明で装飾品などとして利用されてきました。

まだ金属の加工技術が発達していなかった頃、自然で採集された色彩豊かな色の石は人智を超えた力が宿っていると信じられてきました。これほどまでに赤い石を目の前にすれば、そう考えても不思議ではありませんね。

縞状の成長層が見受けられます。

ジャスパーは赤色だけでなく、緑や黄のものも存在しますので、赤いジャスパーをレッドジャスパーあるいは、赤碧玉と呼びます。

赤を呈するのは酸化鉄が含まれているためです。

人間の血液のヘモグロビンに鉄分が含まれているため赤色を呈するのと理論的には同じ理由ですね。

それにしても赤い。どこまでも赤い。

半透明のラインは石英の結晶です。

100円玉との比較。まるで血液のごとく赤い南アフリカ産のジャスパーです。