トゲトゲの愛らしい姿が人気！絶滅巻き貝ビカリア（Vicarya sp.）。日本列島創生の頃の標本。 化石 販売

こちらは突起が残されたビカリアの高品位標本です。直線的に何度も巻かれた姿が印象的な巻き貝です。

ビカリアは現世には絶滅していません。日本列島が誕生した、およそ1500万年前の個体です。まだ人類の祖先も現れていなかった頃です。

ビカリアは採集される地域はその当時、亜熱帯地方であったと考えられています。こちらは日本の岡山の標本ゆえ、当時、日本は亜熱帯であったと考えられるのです。

創生して間もない頃の日本はマングローブが覆い茂っていました。当時、大半は海の中で、時代が進み、海水が後退することで現在の日本列島が形作られていきます。

外敵から身を守るためでしょうか。ビカリアには多数の突起があります。

突起が取れてしまっている標本が多い中、この標本はバッチリ残されています。

やはりトゲの保存は、コレクションする時に重要な指標になります。

そして、先端まで残されていることも、重要ですね。

100円玉との比較。欠損している箇所がほとんど見受けられないこと、トゲが残されていること等にご注目ください。高品位のビカリアをお探しの方におすすめいたします。日本産です。