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ロシア産腕足類化石(Cyrtospirifer rudkinensis)/【ot1380】
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ロシア産の古生代の腕足類です。

腕足類は、よく二枚貝と間違えられますが、似て非なるものです。二枚貝は軟体部の左右に殻が付いていますが、こちらの腕足類は、背中とお腹についています。

殻の口がよく分かる上質品。

腹と背の交わる部分。圧縮を全く受けておらず、生存当時のままです。




口を閉じています。





100円玉との比較。できるだけ実物に近い色で撮影。
商品スペック
商品ID | ot1380 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ロシア産腕足類化石(Cyrtospirifer rudkinensis) |
産地 | Voronezh,Russia |
サイズ | 5.2cm×3cm |
商品解説 | ロシア産腕足類化石(Cyrtospirifer rudkinensis) |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。