マニアックながらベリーレア！古代の絶滅サンゴ、スポンジオモルファの化石（Spongiomorphida）、高知県産。 化石 販売

こちらは刺胞動物門にヒドロ虫網に属する絶滅動物、スポンジオモルファの化石です。

スポンジオモルファ類は、岩などに着生し、層状に広がって棲息していたと考えられています。

その名が示すように、スポンジのような見た目をしていたと考えており、現世のサンゴのような存在と考えられています。

この個体は、スポンジ状の組織がはっきりと残されている、非常に状態の良いものです。スポンジオモルファの個体で、ここまで状態の良いものは大変希少です。

18cm四方、高さ8cm程、重量は3800gもあります。

スポンジオモルファが採集される地域の当時の環境は亜熱帯性気候であったと考えることができます。こちらは高知県から採集されたため、中生代ジュラ紀の高知県の当該地層の環境は、暖かく澄んだ浅い海であったのでしょう。当時の環境を推量する手助けとなる化石を「示相化石」と言います。

厚みは8cm。

裏面はやや凹凸があるものの、こちらを底面にして安定します。

100円玉と比較すると、いかに立派な標本かお分かりいただけることでしょう。古代のサンゴをそのまま持ってきたかのような迫力。表面を丁寧にポリッシュすることで、スポンジ状の構造がよく見て取れる上質化石です。