どちらを表にして飾るか、それが問題だ・・・。両面すこぶる状態のよい輝きを見せる、高品位標本。鉱物ラブラドライト(Labradorite) 鉱物 販売

表面と裏面、どちらを展示しようか本気で悩みます。いずれの面も、素晴らしいラブラドレッセンスが見られる高品位標本が登場しました。鉱物、ラブラドライトをご紹介します。

ラブラドレッセンスとは、ラブラドライトに限って使われる言葉で、強く鮮やかなご覧のような発色を示す言葉です。ラブラドライト基本の色は青みがかったグレー色なのですが、ある角度に傾けると非常に強い色を呈します。

何と鮮やかで、気持ちのよい色でしょうか。こういった青は、ラブラドライトによく見られる色です。ラブラドライトは大変古くから人々に親しまれてきて、多くはペンダントなどの宝飾品や調度品の素材として珍重されてきました。

蛍光色に近いほどの発色。ま、眩しい・・・。

下の写真とくらべてみて下さい。本標本は１つで２度美味しい、というタイプです。全く異なる発色と模様が味わえるので、2way展示が可能です。

反対面です。こちらは斜めに入る線がシャープな印象を与えます。目の覚めるような爽やかな色合いです。

最も厚いところで２.４センチあります。基本の色が、青みがかったグレーであることがよく分かる一枚。

それが、ガラっと変化するのですから、あっと驚きます。

ラブラドライトの発色の仕方は特徴的で、ガラスを１枚重ねたような感じの光り方をします。最も表面の部分が光るというよりは、数ミリほど奥まった箇所から発色しているような感じです。

独特で不思議な輝き方をするこの準貴石は、多くのファンが存在します。十分な大きさ、高品位の輝き、２面異なる模様を鑑賞できるという点において、本標本はコレクション品として誰に見せても申し分ない、上質標本と言えるでしょう。