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大ぶり、かつ状態抜群!新生代を生き抜いた古代ザメ歯、オトダス/【ot1247】
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大ぶりで、大変状態の良い古代ザメの歯化石、オトダスが登場しました。

横からの流れるようなフォルムが美しいオトダス歯です。サイドに突き出た副歯が、これまたかなり状態が良いです。

こちらの三角です。もう片方は母岩に埋没していますので、クリーニングが趣味の方は、こちらを掘り当てても面白いかもしれません。

写真から伝わるでしょうか、この歯化石表面の美しさ。

状態の良さがわかる1枚。

こちらがルート部です。歯冠とは質感が全く異なります。歯冠部が「ツヤツヤ」という表現であれば、こちらは「しっとり」した質感です。

母岩のほぼ中央に位置する堂々たるオトダス歯。オトダスはすでに絶滅したサメで、ネズミザメの仲間です。最終的に、史上最大の肉食ザメとされるメガロドンへと進化していったと考えられています。オトダスの歯とメガロドンの歯の中間的な歯が見つかっていることが、その根拠とされています。

カーブに沿って6.7センチと、オトダスの歯化石としては大きめのサイズです。

歯冠の光沢が際立ちます。エナメル質が剥がれていないことが分かります。

アップでどうぞ。




母岩付きですので自立します。展示にはもってこいの標本。

大きさ、品質、展示のしやすさ、3拍子揃った標本。これらいずれも外せないという、欲張りコレクターの方にぜひ所有していただきたいと思います。
商品スペック
商品ID | ot1247 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 大ぶり、かつ状態抜群!新生代を生き抜いた古代ザメ歯、オトダス |
産地 | Morocco |
サイズ | 長い辺に沿って6.7cm 母岩含め全体 9.6cm×7.3cm×高5.2cm |
商品解説 | 大ぶり、かつ状態抜群!新生代を生き抜いた古代ザメ歯、オトダス母岩付きて安定して自立展示できます。 |
この商品を購入されたお客様のお声
クリーニングにてオトダス版‘フライングフィニッシュ’を気取ってみました.タイトルは,「オトダス,発進!」です.マンションの1室では電動工具も使えないので,道具は100円ショップで買ってきたヤスリと千枚通しです.少しずつ時間を見つけながらの仕事だったので,5ヶ月かかりました.苦労はしましたが,やっぱりオトダスの歯はカッコイイです!
北海道/男性
オトドゥスとは?
古代魚 オトダス(Otodus)
**Otodus obliquus**は、絶滅した大型の海洋生物の一種です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海で暮らしていました。
生理学的な知識
オトダスは、主に歯の化石や背骨の一部が発見されています。他の軟骨魚類と同様に、オトダスの骨格は軟骨でできています。その歯は三角形の歯冠となめらかなエッジ、歯根に付随する小さな副歯で特徴づけられています。また、一部の標本では歯のエッジに微細なギザギザ(セレーション)が確認されています。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石から、この生物が非常に大きな捕食者だったことがわかっています。現存する最も大きな歯の高さは104mmに達し、背骨の幅は12.7cmとされています。これらのデータに基づき、体長はおよそ9メートルに達したと推測されています。
オトダスはどこにいたか?
オトダスは広い範囲の海に生息していたと考えられています。その化石はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど多くの地域で発見されています。
オトダスは何を食べていたか?
オトダスは、海洋哺乳類や大きな魚類、さらには他の海洋生物を食べていたと考えられています。当時の海洋生態系において食物連鎖の頂点に位置していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に史上最大の海洋捕食者として知られるメガロドンの祖先に当たると考えられています。その進化を裏付ける中間的な特徴を持つ歯の化石が見つかっています。