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外弧計測29cmの圧倒的スケール!明石近海より引き揚げられたナウマンゾウの大腿骨化石。関節面まで鮮明に残る希少な優良標本です。/【ot074】
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こちらは、兵庫県明石近海の海底から引き上げられたナウマンゾウの大腿骨化石です。ナウマンゾウは、約34万年前から約1万5000年前の日本列島に広く生息していた、氷河時代を代表する古象。瀬戸内海の漁網に偶然かかることで発見されるため、古くから「瀬戸内海象」の名でも親しまれてきました。
ナウマンゾウは成体で体高2.5メートルから3メートルほど。現生のゾウよりは小柄ながら、この太い大腿骨が巨体を支えていたのでしょう。一般的に発見されるナウマンゾウの骨片と比較すると、明らかに巨大。大腿骨ならではの迫力があります。
骨端部の関節面を正面から撮影した1枚です。ナウマンゾウの名は、明治時代に日本の地質を調査したエドマンド・ナウマン博士に由来。実は当初、日本でゾウの化石が見つかることは驚きを持って迎えられました。しかし、現在では日本各地で発見が相次いでおり、かつての日本が「ゾウの楽園」だったことが判明しています。
大腿骨は体の中で最も長く、最も強い骨の一つ。何万年もの間、荒波や砂に揉まれながらも、これだけのボリュームを維持して現存している保存状態は、驚異的です。
化石化の過程で成分が置き換わり、石のように硬く変化。表面の微細な孔は、かつて血管が通っていた痕跡であり、この骨がかつて生命を宿し、大地を闊歩していた何よりの証拠です。
骨の繊維に沿った緻密な筋が確認できます。海底に眠っていた化石は、海水のミネラル分を吸収し、深い黒褐色やダークグレーへと変化するのが特徴。本個体も、海底由来のナウマンゾウ化石ならではの重厚な色彩を湛えています。
写真ではお伝えしきれませんが、重量感あふれる、中身の詰まった個体です。
断面を覗き込むと、骨内部の構造が露出しています。完全に石化しており、密度は極めて高い状態です。海中から引き上げられた化石は、化学的に不安定になりがちですが、本標本は、十分に安定した状態で10年以上維持されています。
ナウマンゾウの化石は、明石市で見つかった腰の骨をきっかけに、世界で初めての全身骨格復元が行われた歴史を持ちます。この化石も、明石市産です。
骨端側の複雑な凹凸もしっかり保存されています。
圧倒的な存在感、海底産特有の色彩、そして確かな歴史的背景。どれをとっても申し分ないナウマンゾウの大腿骨です。
著作権保護・転載禁止
こちらはナウマンゾウの想像復元動画です。ナウマンゾウは氷河時代の日本に生きており、野尻湖周辺では、当時の平均気温が今より4〜5℃低かったとされています。そう考えると、現生のゾウよりは寒さ対策として体毛が発達していたのかもしれませんね。
商品スペック
| 商品ID | ot074 |
|---|---|
| 年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
| 学名 | 外弧計測29cmの圧倒的スケール!明石近海より引き揚げられたナウマンゾウの大腿骨化石。関節面まで鮮明に残る希少な優良標本です。 |
| 産地 | 日本明石近海 |
| サイズ | 29cm(ロングカーブ 本体最長部) |
| 商品解説 | 外弧計測29cmの圧倒的スケール!明石近海より引き揚げられたナウマンゾウの大腿骨化石。関節面まで鮮明に残る希少な優良標本です。 |

ナウマンゾウとは?
日本にもいた東アジアの古代ゾウ
ナウマンゾウは約2万年前の新生代更新世後期の東アジアに生息していた、絶滅したゾウの一種である。ゾウ目 -?ゾウ科に属し、アジアゾウと近縁であるとされる。日本、朝鮮半島、中国に分布していた。
やや小型だが牙が大きく発達
肩高2.5m~3mで、現生のアジアゾウと比べ、やや小型である。氷河期の寒冷な気候に適応するため、皮下脂肪が発達し、全身は体毛で覆われていたと考えられている。牙(切歯)が発達しており、雄では長さ約240cm、直径15cmほどに達した。この牙は小さいながらも雌にも存在し、長さ約60cm、径は6cmほどであった。
古代の日本人と対決していた
ナウマンゾウは当時の人類の狩猟の対象であったと考えられている。日本においては約2万年前に絶滅したとされるが、これは日本列島に(現生)人類が現れた後期旧石器時代にあたる。
ナウマンゾウなどのように大型の動物の歯や骨の化石は「龍骨」(または「竜骨」)と呼ばれ、古くから収斂薬、鎮静薬などとして用いられてきた。
正倉院にも宝物として保存されている
正倉院には「五色龍歯」(ごしきりゅうし)と呼ばれるナウマンゾウの臼歯の化石が宝物として保存されている。

画像・文 「ナウマンゾウ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org




























