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アルバートサウルスの子供の前上顎骨歯(Albertsaur Pre Max Tooth)/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di756】
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アルバートサウルスの子供の前上顎骨歯(Albertsaur Pre Max Tooth)/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di756】
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アルバートサウルスの前上顎骨歯です。アルバートサウルスはティラノサウルス科の恐竜の一つです。
見慣れた人なら、すぐに分かる独特の形。前上顎骨歯とは、その名が示す通り、上あごの前部分に位置する歯化石のことですが、ティラノサウルス科の恐竜のそれには共通の特徴があります。
このように、平らな面と・・・
ぷっくりと膨らんだ面の２つが存在します。断面で考えたとき、板付きのカマボコにたえると分かりやすいでしょうか。
この歯化石はカーブ計測で１ｃｍ程度と小さく、アルバートサウルスの子供の歯だと思われます。
ぷっくりと膨らんだほうが写真上側、平面が写真下側になります。平らな面のほうが、口の内側を向いて生えていたと言われています。なぜ、上あごの前部分のみこのような一見変わった形をしていたか、ということについては、様々な説があるようですが、獲物を捕らえるときの「フック」として機能していたのではないか、という説もあります。
大きな歯化石ではありませんが、ディティールはたいへんしっかりしています。ぜひループ等で拡大し、エナメル質のパターンなど観察してみてください。
ティラノサウルス科（本品はその中のアルバートサウルス）の恐竜の前上顎骨歯がいかなる形状をしているのか、実物を見てみたいという人にもおすすめです。
商品スペック
| 商品ID | di756 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | アルバートサウルスの子供の前上顎骨歯(Albertsaur Pre Max Tooth) |
| 産地 | Ramberg formation,Montana |
| サイズ | カーブ計測1ｃｍ |
| 商品解説 | アルバートサウルスの子供の前上顎骨歯(Albertsaur Pre Max Tooth) |
アルバートサウルスとは？
名前の由来
カナダのアルバータ州にちなんで命名された。たまにアルベルトサウルスとも表記される
画像「アルバートサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
角竜を踏みつけるアルバートサウルス カナダ、ロイヤル・ティレル博物館
体
ティラノサウルス科に属する、約8m、2tの獣脚類。白亜紀後期の北アメリカに生息していた。同時代のゴルゴサウルスやダスプレトサウルスと同じくティラノサウルス科の人気恐竜。
画像「アルバートサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
アルバートサウルスの顎の一部 カナダ ロイヤル・オンタリオ博物館
生態
ダスプレトサウルスと角竜類、アルバートサウルスとカモノハシ恐竜類の個体数に相関があることから、それぞれがこれらを獲物としていたと考えられている。
画像「アルバートサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
アルバートサウルスのフィギュア カナダ、ロイヤル・ティレル博物館
ティラノサウルスの手はアルバートサウルス由来？
ティラノサウルスの特徴でもある短い腕、実は近年になるまで発見されておらず、近縁のアルバートサウルスからの類推で復元されていた（近年発見された実物は推定よりさらに大きいものであった）。
画像「アルバートサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
アルバートサウルスの全身骨格 モントリオール レッドパス博物館
ゴルゴサウルスとの関係
ティラノサウルス科の中にアルバートサウルス亜科があり、その中にアルバートサウルスやゴルゴサウルスがいる。アルバートサウルスがややがっしりした体格になっている。
画像「アルバートサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
アルバータ州の国立公園
