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重いのに軽い!?全身が骨の鎧をもつ、アンキロサウルスの大きな装甲骨化石(Ankylosaurus sp.)/【di485】
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全身に防御という武器を手にした恐竜をコレクションしませんか?固い骨の鎧を体のあらゆる箇所に身にまとった、アンキロサウルスの装甲骨化石が登場です。

アンキロサウルスは白亜紀後期、北アメリカ大陸に生息していた装盾類とよばれる草食恐竜です。アンキロサウルスは頭のてっぺんから尾の先まで骨の融合によってカチカチになった装甲で覆われていました。いわば、中世の騎士がまとった甲冑のように、全身防御された体でした。

アンキロサウルスの「アンキロ(Ankylo)」は「直結した」とか「融合した」「連結した」という意味です。これは、骨の融合によって体が強化された恐竜という意味合いを示しています。アンキロサウルスの「アンキロ(Ankylo)」は「直結した」とか「融合した」「連結した」という意味です。これは、骨の融合によって体が強化された恐竜という意味合いを示しているのです。

先ほどから、写真に空洞の穴状のものがぽつぽつとあらわれていますね。これが気になっている方。素晴らしい目のつけどころです。これぞ、アンキロサウルスたち鎧竜たちが、進化し白亜紀の恐竜界で生き残ってきた工夫の跡なんです。

体中にまとわれた装甲は、じつは中は空洞の部分があり、軽量化をはかっていました。装甲は皮膚から発達してとても硬くなったものなのですが、意外と見かけよりは軽いのです。アンキロサウルスは、全長約7m、幅2mもあるどっしりした巨体ながら、動きやすい工夫がなされていたのですね。



全身に鎧状態の装甲骨や、尾についていた棍棒状のハンマーは、?同時期、同地域に生息した獰猛な肉食獣、ティラノサウルスの怖ろしい攻撃から気をそぐための抑止力となっていたかもしれません。

軽い工夫がなされているといっても、やはり持つとずっしり重いですね。鉛とまではいわないものの、体重7トンちかく有していたとされるアンキロサウルスの重みが、じわじわと感じられます。

なにせ、ゴツゴツしています。断面の、このざらざら感。たまりません。


アンキロサウルスの武器を所有する喜びがダイレクトに伝わる、そんな標本です。
商品スペック
商品ID | di485 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 重いのに軽い!?全身が骨の鎧をもつ、アンキロサウルスの大きな装甲骨化石(Ankylosaurus sp.) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 10cm×6cm×3cm(最長部) |
商品解説 | 中生代の白亜紀後期、アメリカモンタナ州ガーフィールド群のヘルクリーク層で発掘されたアンキロサウルスの装甲骨化石の登場です。 本標本の特徴は、大きくナチュラルな装甲骨化石が鑑賞できる点にあります。 全身鎧で覆いつくした、ダイナミックな武器を有するアンキロサウルスを楽しめます。 アンキロサウルスは白亜紀後期、北アメリカ大陸に生息していた装盾類とよばれる草食恐竜です。 アンキロサウルスは頭のてっぺんから尾の先まで骨の融合によってカチカチになった装甲で覆われていました。 いわば、中世の騎士がまとった甲冑のように、全身防御された体でした。 アンキロサウルスのサイズは、肉食恐竜アロサウルスと同じくらいの10mにも及び、縦の長さだけでなく、横の幅も広かったことで知られています。 アンキロサウルスの「アンキロ(Ankylo)」は「直結した」とか「融合した」「連結した」という意味です。 これは、骨の融合によって体が強化された恐竜という意味合いを示しているのです。 |
アンキロサウルスとは?
アンキロサウルス(Ankylosaurus magniventris)は、白亜紀末(約6,800万〜6,600万年前)に北アメリカ大陸に生息していた、アンキロサウルス科最大の鎧竜です。名前の由来はギリシア語で「癒合したトカゲ」=「骨が癒合して硬直したトカゲ」を意味します。これは、装甲板などが全身を覆い、体の柔軟性がなさそうだ、という印象から名付けられたものです。
北米の白亜紀の地層から様々な化石が発見されましたが、完全な全身骨格は今も未発見です。
◆ 形態と特徴
・全長:約6~8メートル(最大で10m弱の説もあり)
・体重:4.8~8トン
・頭部・頸部・胴体・尾にわたる骨質の装甲(オステオダーム)
・尾の先端にある巨大なハンマー状の尾(テールクラブ)
◆ 食性と生態
アンキロサウルスは植物食性で、地面近くの低木やシダ類、果実などを非選択的に採食していたと考えられます。歯は非常に小さい葉のような形をしており、あまり咀嚼する力は強くなかったと思われます。少しずつモグモグ、マイペースで食餌をしていたのでしょう。一方で、巨大な発酵室(後腸)を持つことで消化を補っていたとされます。
また、筋肉や関節構造から、普段は鈍重だが、短時間ならすばやく動けたと考えられています。意外に足が速かった可能性もありますね。
◆ 尾のハンマー(テールクラブ)
アンキロサウルスの象徴とも言えるテールクラブは、骨化した腱と癒合した尾椎によって支えられ、捕食者(例:ティラノサウルス)の脚を破壊できるほどの破壊力を持っていたと考えられています。
この構造は防御用とも、種内での闘争用ともされ、実際に摩耗や怪我の痕跡がある化石も発見されています。
◆ 生息環境と生態系での役割
アンキロサウルスの化石が見つかる地層(ヘルクリーク層など)は、温暖湿潤な森林が広がっており、シダや被子植物が繁茂していました。
共存していた恐竜には:
・トリケラトプス、パキケファロサウルス(角竜)
・エドモントサウルス、テスケロサウルス(鳥脚類)
・ティラノサウルス、ストルティオミムス(獣脚類)
などがいます。
アンキロサウルスは単独行動の傾向があり、それゆえに、これほどまでの強固な防御力を備えたのかもしれませんね。
◆ 文化的影響
アンキロサウルスは、鎧竜の代表格として最も知られた恐竜です。
・1964年 ニューヨーク万博の等身大模型
・1947年 ルドルフ・ザリンガーの壁画《The Age of Reptiles》
『ジュラシック・パーク』シリーズでの登場
当初は尾のハンマーを引きずる姿やスパイクのある装甲など、実際とは異なる描写がなされましたが、現在では、尾は持ち上がり、体側にスパイクは存在しないなどと言われています。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
鎧竜(よろいりゅう)の代表格アンキロサウルスの名前の由来は、「連結したトカゲ」。性格はおとなしいけど、怒らせると一撃必殺をもっていました。体長約9~11m、体重3~4t。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
生活様式はステゴサウルスに似ていますが装備は完璧。戦車のように装甲版板で体が覆われて(なんとまぶたまで装甲)、さらには尻尾の先端にふりまわすと危険なハンマーがついていました。
一撃必殺のハンマー(NY自然史博物館)
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
調査の結果、ハンマーは骨塊でさらに付近は硬い腱で補強され、水平稼動が可能でした。しかし構造から上下運動は難しかったようです。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
背中を覆う装甲板は皮膚が変化したものですが、良質な化石が見つかっていないので、まだ詳細な配列はわかっていません。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
日本でも、鎧竜の仲間の化石が見つかっています。