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モリソンブラック!その希少性はまさにトップ・オブ・トップ!まず入手することすら叶わない、米国産ステゴサウルス(Stegosaurus)の極上&巨大なフットクロウ化石/【di1734】
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この標本は、かつて弊社で扱ったあらゆる化石の中でも、最も希少な部類に属します。あのステゴサウルスのフットクロウ(足爪)の化石です。表面には独特の凹凸が多数見られ、生前に末節骨を覆っていたケラチンが残っているのではと思わせるほどの保存状態です。実際にはケラチンなどの有機物が保存されることはほとんどなく、骨部分のみと考えられますが、他の恐竜の爪化石には見られない微細な凹凸が随所に残されており、この化石がいかにナチュラルで精緻に保存されているかがよく分かります。
さらに、実際に手に取ると驚かされるのが、その重量感です。これまで様々な恐竜のフットクロウを扱ってきましたが、これほどの質量感を放つ標本は稀です。爪1本でありながら、ずっしりとした重みを感じられ、巨獣ステゴサウルスのスケール感が直に伝わってくる逸品です。

一見すると方向が分かりにくいかもしれません。実際、ステゴサウルスの爪化石は先端が鋭く尖っているわけではないため、写真だけでは先端の判別が難しい場合があります。ですが、実物を手にすればすぐに見分けがつきます。写真では上方向が先端にあたります。
表面をじっくりご覧ください。細かな凹凸が無数に残されており、さらに通常の骨とは一線を画す、独特のディテールが確認できます。

そのディテールは、実際に手に取って触れてみなければ感じ取れないものですが、お写真でもお伝えできるよう、クローズアップで撮影しました。ご覧いただいている凹凸部は母岩の未クリーニング部ではなく、明らかに本体の一部です。
恐竜化石のコレクターであればご存じのとおり、ステゴサウルスの化石は世界中のマーケットを見渡しても、まず見つかることはありません。ジュラ紀の生物であるため白亜紀の化石より産出例が少ないうえ、ステゴサウルスは生息域が限られていたため、発見される地層もごく限られています。さらに、そもそも個体数が少なかった可能性も考えられます。
いずれにせよ、どの部位であっても標本数は極めて少ない生物です。ましてやフットクロウともなれば、その希少性は言うまでもないでしょう。

ステゴサウルスは成長すると体長約7メートル、体重は5トンに達し、現生最大の陸生動物であるアフリカゾウとほぼ同等の体躯を誇っていた巨大な恐竜です。その爪であれば、まさにこのサイズであっても不思議ではありません。それにしても実物は驚くほど大きく、そして重たいのです。
ジュラ紀北米産の恐竜化石を収集されている方なら、この色味をご覧になってすでにお気づきかもしれません。こちらはモリソン層から産出した標本です。モリソン層はアロサウルスやアパトサウルスといったジュラ紀を代表する恐竜の化石を多く産出する地層で、米国西部一帯に広がっています。本標本はその中でもワイオミング州産となります。
この特有の黒褐色は「モリソンブラック」と称されることもあり、希少性を象徴するトレードマークのような色合いです。

さて、次にご覧いただきたいのが、このアングルからの一枚です。こちらは爪の裏側になります。中央部分がわずかに凹んでいるのがお分かりいただけるでしょう。また、写真右上に受け皿のように広がった部分があるのにもご注目ください。
この部分は末節骨の次に続く中節骨の骨端と接する箇所です。皿状の凹部となっており、丸みを帯びた骨端と噛み合う、いわゆるオス・メス構造を成していることが分かります。

先端は尖っておらず、武器としては用いられていなかったことが分かります。ステゴサウルスは尾の棘(通称サグマイザー)を振るってアロサウルスなどの捕食者から身を守っていたと考えられています。また、背中には大型の背板が多数並び、主な用途は視覚的ディスプレイ……すなわち種内のコミュニケーションや威嚇、求愛などに使われ、副次的に体温調節にも役立った可能性が示唆されています。スピノサウルスの背の帆と同様の機能を担っていたのかもしれません。
いずれにしても、爪は武器ではなく、巨体を支え動かすためのグリップの役割に徹していたのではないかと推察されます。

こちらは裏側の根元付近を撮影した一枚です。左右には特徴的な凹部が見られます。これは表側には存在せず、左右対称の位置にあるため、欠損ではなく本来のナチュラルな形状です。
正確には「穴」というよりも鋭角に切り込んだような形状で、爪本体と中節骨を受け入れる皿状部分とを分かつように刻まれています。ステゴサウルスの爪の本来の構造を見事に保存している、象徴的な特徴のひとつとしてご紹介いたします。

さて、こちらは中節骨の骨端を受け入れる凹部です。専門的には「関節窩(かんせつか)」と呼ばれます。本来の形状がしっかりと保存されており、当時の構造を今に伝えています。

左右幅は約87ミリ、重量はなんと200グラム超え!獣脚類のクロウ化石ではまず考えられない、質量感あふれるヘビー級の爪化石です。

100円硬貨との比較写真です。弊社が扱ってきた数多くの希少化石の中でも、トップクラスの希少性を誇るプレミアムアイテム。あのステゴサウルスの極めて上質なフットクロウです。今後、末永く宝物としてご愛蔵いただける方にお譲りいたします。
商品スペック
商品ID | di1734 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | モリソンブラック!その希少性はまさにトップ・オブ・トップ!まず入手することすら叶わない、米国産ステゴサウルス(Stegosaurus)の極上&巨大なフットクロウ化石 |
産地 | Morrison Formation,Wyoming,U.S.A. |
サイズ | 8.7cm×7cm×厚3.5cm 205g |
商品解説 | モリソンブラック!その希少性はまさにトップ・オブ・トップ!まず入手することすら叶わない、米国産ステゴサウルス(Stegosaurus)の極上&巨大なフットクロウ化石です。 |