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白亜紀中期、北アフリカの水辺を支配した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1731】
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こちらは、史上最大級の獣脚類恐竜の一つとして知られるスピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスは約1億年前から9400万年前の白亜紀後期セノマニアン期に、現在の北アフリカに生息していました。背中に大きな帆のような突起を持ち、成長すると全長約15メートルに達したとされる、極めて巨大な恐竜でした。
スピノサウルスの頭骨は非常に長く、先端には鋭い円錐状の歯が並んでおり、その歯の縁には鋸歯(きょし。セレーションとも呼ばれるギザギザの部分)がありません。上顎には前方に6~7本、さらにその後方におよそ12本の歯があり、特に前歯の一部が大きく発達しています。このような歯の形態は、主に魚を捕らえて食べるために進化したものと考えられています。
スピノサウルスはかつて陸生恐竜と考えられていましたが、近年の研究により水陸両生であったことが分かってきました。その生活様式は、現生のワニに近いものだったと考えられています。主な獲物は魚類でしたが、それに限らず、小型から中型の陸生動物(恐竜を含む)をも捕食していた可能性が指摘されています。まさに、水辺の王者と呼ぶにふさわしい存在だったのです。
スピノサウルスの歯化石には、このように縦に伸びる線状の痕がしばしば見られます。
前述のように、スピノサウルスの歯化石は円錐形をしており、根本の断面はほぼ真円に近い形状をしています。そのため、どの方向から加わる圧力にも耐えられる構造になっていることが分かります。
長辺で計測すると、約44ミリあります。
100円硬貨との比較写真です。こちらは、白亜紀中期の北アフリカで食物連鎖の頂点に君臨していた巨大な獣脚類恐竜、スピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
| 商品ID | di1731 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 白亜紀中期、北アフリカの水辺を支配した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
| 産地 | Morocco |
| サイズ | ロングカーブ計測4.4cm |
| 商品解説 | 白亜紀中期、北アフリカの水辺を支配した絶対王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |

スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。

スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。

画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org






























