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北アフリカの水辺を支配し、食物連鎖の頂点に君臨した強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1730】
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こちらは、白亜紀中期(約1億〜9400万年前)、北アフリカのデルタ地帯で繁栄した水辺の覇者、スピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスは北米のティラノサウルス、南米のギガノトサウルスと並び、史上最大級の肉食恐竜として知られていますが、その食性は大きく異なり、主に魚を捕食していたと考えられています。
鋭くまっすぐ伸びたこの歯は、獲物である魚を突き刺すために特化した形状で、現生のワニの歯をさらに長くしたような姿をしています。

歯冠を覆うエナメル質が良好に保存されており、特徴的な縦の線状痕がはっきりと見られます。

エナメル質は、どの方向から見ても大部分が良好に保存されています。

かつてスピノサウルスは陸生恐竜と考えられていましたが、21世紀に入ると新たな発見が相次ぎ、水陸両方で生活していたと考えられるようになりました。魚や水生生物を主食とし、ときには水辺にやって来た恐竜までも獲物にしていたと考えられています。
水中生活の証拠のひとつが「骨の密度の高さ」です。陸上動物の骨は軽さが重要ですが、水中では浮力が働くため、重みのある骨でも適応できたのでしょう。

表面には自然な皺がびっしりと残されています。

根本の断面を撮影した一枚です。全方向からの圧力に耐えられる、真円に近い構造をしています。

長辺(ロングカーブ)に沿って計測すると、約47ミリあります。

100円硬貨との比較写真です。北アフリカの水辺の生態系において食物連鎖の頂点に位置した、獣脚類スピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1730 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 北アフリカの水辺を支配し、食物連鎖の頂点に君臨した強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.7cm |
商品解説 | 北アフリカの水辺を支配し、食物連鎖の頂点に君臨した強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org