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- 10数年の時を経て、ついに公開!トップクオリティ……漆黒のエナメル質をまとった、極めて希少なアロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)母岩付き歯化石
10数年の時を経て、ついに公開!トップクオリティ……漆黒のエナメル質をまとった、極めて希少なアロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)母岩付き歯化石/【di1707】
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こちらは、恐竜化石コレクター必見のアイテム、アロサウルスの歯化石です。恐竜化石コレクターなら、その希少性をご存じでしょう。その熱狂的な人気とは裏腹に、上質な化石が市場に出回ることは滅多にありません。アロサウルスの化石の多くは、ジュラ紀の地層であるモリソン層から採取されます。特有の褐色の色合いは、コレクターにとって特別な存在……モリソンブラックと呼ばれます。数年に一度しか出会えない、極めてレアな逸品です。

アロサウルスの歯化石は、このように母岩を完全に除去せずに発表されることが非常に多く、露頭から発見された際の雰囲気をそのまま残しているため、いかにも「化石らしい」味わいが感じられます。
先ほど、アロサウルス化石の希少性について述べましたが、それでも10数年前までは、年に数回は上質な化石が流通しており、まだ入手が可能でした。ところが近年では、新たに採取される量が減少し、発表できる機会も限られてきています。
このような非常に上質な標本が出回るのは、まさに数年に一度の頻度です。どうぞ、この貴重な機会をお見逃しなく!

このモリソン層特有のマットブラックの色合いは、コレクターの心をくすぐります。他の地域で産出される化石とは明らかに異なる色調で、質感にも独特の違いがあります。一般に、モリソン層の標本は保存状態がややラフなものが多いとされていますが、本標本は例外です。ご覧のように、ジェムのような美しい光沢をまとい、明らかに通常の標本とは一線を画すクオリティを誇ります。
ここで、アロサウルスについて改めて触れておきましょう。この有名な獣脚類恐竜は、約1億5500万~1億4500万年前、ジュラ紀後期という限られた時代に、北米の一地域に生息していました。当時の生態系では、頂点捕食者として君臨していたと考えられています。化石の多くは、北米のモリソン層から発見されており、歯化石に限らず、多くの標本がこのような褐色の色合いを示します。
その発見の歴史もまた興味深いものです。1869年、コロラド州で地元の人々が「石化した馬のひづめ」だと思っていた骨を、探検家フェルディナンド・ヘイデンが入手したことに端を発します。後にこの骨は恐竜の尾の骨であると判明しましたが、当初は未知の恐竜のものとして「アントロデムス」と名付けられました。その後、1877年になって、かの有名な古生物学者オスニエル・チャールズ・マーシュによって、正式に「アロサウルス(Allosaurus)」と命名されます。「アロ(Allo)」とは「異なる」という意味で、他の恐竜とは異なる、特徴的に軽量化された背骨の構造にちなんで名付けられました。

こちらの歯化石のエナメル質の美しさは、まさに格別です。10数年以上前の高品位標本にもまったく引けを取らない、極めて上質な一品です。
それもそのはず……本標本は、10数年前に発表されたオールドコレクションであり、国内のヘビーコレクターのもとで大切に保管されてきた逸品なのです。
このように、特別な保存状態を維持した上質な化石は、まるで魂を宿しているかのように、人から人へと丁寧に受け継がれていきます。冷暗所で大切に保管されてきたこともあり、状態は非常に安定しています。

反対側の面もご覧ください。こちらもエナメル質の保存状態は申し分なく、まさにパーフェクトといえる状態です。

こちらはアウター側の縁部です。稜線には、鋸歯(読み:きょし。いわゆるギザギザの部分で、セレーションとも呼ばれます)が一部残存しています。また、この角度からご覧いただくと、ミドルセクションに十分な厚みがあり、本標本が立派な成体の歯化石であることがよく分かります。

インナー側には、鋸歯(セレーション)が非常に明瞭に保存されています。白亜紀後期の恐竜と比べて、2倍以上も古い時代、ジュラ紀中期の恐竜であるにもかかわらず、これほどまでに優れた保存状態を保っていることは、特筆に値します。

ロングカーブ(歯の湾曲に沿った長さ)は約35ミリあります。一部が母岩に埋まっているため、実際にはこれ以上のサイズを有する歯化石です。
もちろん、さらなるクリーニングも可能ではありますが、本標本はこの状態で10年以上にわたり安定しており、また、アロサウルスの歯化石によく見られる典型的なスタイルであることを考慮すると、ぜひこのままの自然な姿をお楽しみいただければと思います。

100円硬貨との比較写真をご覧ください。恐竜化石コレクターであれば、誰もが一度は手にしたいと憧れる、それが、アロサウルスの歯化石です。
本標本は、上質なエナメル質をたたえたトップクオリティの逸品であり、ヘビーコレクターたちの間で受け継がれてきた、極めて希少なオールドコレクションでもあります。
商品スペック
商品ID | di1707 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 10数年の時を経て、ついに公開!トップクオリティ……漆黒のエナメル質をまとった、極めて希少なアロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)母岩付き歯化石 |
産地 | Morrison Formation, Moffat County, Colorado, U.S.A. |
サイズ | ロングカーブ計測3.5cm 母岩含め全体4.3cm×1.9cm×1.4cm |
商品解説 | 10数年の時を経て、ついに公開!トップクオリティ……漆黒のエナメル質をまとった、極めて希少なアロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)母岩付き歯化石 |
アロサウルスとは?
1964年に、上野の国立科学博物館に、日本で初めて恐竜の骨格標本が登場 それがアロサウルスでした!!
日本の皆さんに馴染み深いアロサウルスは、ジュラ紀の北米で食物連鎖の頂点
同時代に存在していた草食恐竜(ステゴサウルス等の鳥脚類、アパトサウルス(通称:ブロントサウルス)等の竜脚類)を捕食していたと考えられている。歯単体の化石も結構存在し、頻繁に抜け落ちたと考えられている。
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
激しい戦闘を繰り返していた
アパトサウルスとアロサウルスの足跡が同じ場所から見つかっており、アロサウルスが追いかけていたとされる。またステゴサウルスの尾のスパイク(4本のトゲ)がアロサウルスに一撃をかました痕跡や、ステゴサウルスの首にアロサウルスの噛み痕も見つかっている。
体長は平均8.5メートル、最大で12から13メートルとされる
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
また、お互いの仲も悪かったらしく、アロサウルスの肋骨から他の個体の歯の化石が発見されたり、肩甲骨に他の個体の歯の跡らしきものが残っていた例がある。またバッカーの発掘地からは共食いされたアロサウルスの骨が見つかっている。
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
アロサウルス大量死体のなぞ
ユタ州のクリーブランド・ロイド発掘地で、少なくとも73体分の恐竜の化石が集中して発見された。なぜそこにアロサウルスの化石が集中していたのかはわかっていないが、なぜかばらばらに重なり合っていた。
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
このミステリアスな状況を受け、10本程度の論文が書かれた。その一例は、「泥や沼あるいは湧水池で足を取られて溺れた」「干ばつ時に水溜りに集まった個体がそのまま息絶えた」などである。いずれにしろこの化石の山のおかげで、アロサウルスは最も解明の進んだ獣脚類となり、大人気となった。
顎の力はそんなに発達しておらず、このように広角に口を広げ、一気に上あごを振り下ろして敵を襲っていたと考えられる
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
骨髄炎で死んだアロサウルス
1991年に発見されたビッグ・アルと名づけられたアロサウルスは骨の研究の結果、感染症の骨髄炎で5本の肋骨、5個の椎骨、4個の足の骨をやられていた。これは致命傷と考えられている。
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org