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これぞジェム級標本、数年に一度の扉が、今、開かれる…オールドコレクションがマーケットに再び登場!ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の最上級歯化石/【di1701】
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恐竜化石コレクターの「夢」、ここに。
こちらは、恐竜のシンボル、ティラノサウルス・レックスの、恐ろしく上質な歯化石です。このレベルの標本は、ハンターの活動が弱まりつつある現在では、新たに採取されることは、ほとんどありません。
本標本は10年以上前、国内のコレクターによって入手され、それ以来、直射日光はおろか展示すらされることなく、暗所で大切に保管され続けてきた──まさに「箱入り娘」のような、超が付く一級品です。
ご覧のとおり、信じがたいレベルのエナメル質保存状態を保っており、表面には、ナチュラルな標本でしか味わえない、自然で複雑なパターン(模様)が見られます。ぜひ、ルーペでご覧ください。

「超」が付く一級標本と申し上げたからには、その素晴らしさはエナメル質のみにとどまりません。通常は失われやすい鋸歯(きょし、セレーションとも呼ばれます)が見事な状態で保存されています。
鋸歯とは、獲物を切り裂くために進化したギザギザの部分を指します。化石化の過程で摩耗し、失われてしまうことが通例ですが、稀に、この標本のように粒が一つ一つそのまま残っているかのような、驚くべき保存状態で発見されることがあります。

化石ファンであれば、誰もが息を呑む光景です。成体の歯化石らしい、大粒のセレーションが揃った、見事というほかない保存状態です。

これは、もはや「ジェム」と呼ばずして何と呼ぶべきでしょう。
歯化石でありながら、まるで宝石のような美しさをまとっています。この保存状態を上回る標本が、果たして存在するでしょうか。これ以上を望むことなど……まさに、完璧と呼ぶにふさわしい逸品です。

しかも、どちらの面も息を呑むような保存状態で、甲乙などつけようがありません。

成体の歯化石らしく、根元にはしっかりとした厚みがあり、手のひらに載せて横から撮影しても、そのボリューム感をはっきりと感じていただけることでしょう。美しさに加えて、レックスらしい圧倒的な迫力をも兼ね備えた、申し分のない標本です。

こちらは、アウター側のセレーションです。このねじれは、地層の圧縮やせん断による変形ではなく、もともとこのような斜めのラインを描く構造なのです。おそらく、ティラノサウルスの上顎の前方に近い位置に生えていた歯であったと考えられます。

多くのセレーションが、良好な状態で保存されています。
セレーションは、のこぎりのような鋭い刃が連なっているものと想像されがちですが、実際には小さな粒が連続して並んでおり、特に成体の歯化石では、遠目にはファスナーのような形状に見えることがあります。

根元から撮影した一枚です。ご覧のとおり、非常に分厚く、圧倒的な存在感を放つ歯化石であることがわかります。根元の周囲長は、実に約56ミリにも達します。

湾曲に沿った最大長(ロングカーブ)は、約46ミリです。

こちらは、100円玉との比較写真です。
これほどの標本は、新たに入手するのが極めて困難です。いわゆる“コレクターズアイテム”と呼ばれる標本は、一般市場に出回る前に、熱心な個人コレクターや法人によって収集されてしまうことがほとんどだからです。
本品も例にもれず、長年にわたり、ヘビーコレクターのもとで大切に保管されてきたオールドコレクションです。この“宝石のような歯化石”を、今後も大切に引き継いでくださる次のオーナーを募集いたします。
商品スペック
商品ID | di1701 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これぞジェム級標本、数年に一度の扉が、今、開かれる…オールドコレクションがマーケットに再び登場!ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の最上級歯化石 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | ロングカーブ計測4.6cm |
商品解説 | これぞジェム級標本、数年に一度の扉が、今、開かれる…オールドコレクションがマーケットに再び登場!ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の最上級歯化石。 Harding County, South Dakota, U.S.A. |
ティラノサウルスとは?
白亜紀の暴君、最強の恐竜、ティラノサウルスの知られざる秘密
1990年に発見された通称スーが最大の化石骨格で体長13m、推定体重は6tです。これはアフリカ象の中でもスーパーヘビー級の固体と同等かそれ以上の体重です。
異様に大きく、巨大な頭部骨格
最強の恐竜といわれるティラノサウルスは、体から比べても相当に頭部骨格が大きいことが分かっています。太くて長い歯、頑丈で大きなアゴを使い、獲物の肉を食いちぎり、噛み砕くように進化したのでしょう。これは他の獣脚類であるスピノサウルス、アロサウルス、アルバートサウルス、ディロング、タルボサウルス等と比べても、言えることです。
異様に小さい前肢
体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていましたが、それに比べて前肢は極端に小さいことで有名です。前肢は基本的に仮に使用していなかったのかもしれません。前肢の用途についてはさまざまな説があります。面白い説としては起き上がるときに補助的に使用した、というものがあります。
巨体を支える合理的な肢先の構造
1m近く巨大な足の甲から爪にかけての構造は非常に合理的に出来ており、6tにも及ぶ現生の巨像をはるかに超える体重をしっかりと受け止めることができました。研究者によれば、この肢の甲に構造には体重を支える特別な構造をしていたことが分かっています。
巨大な後肢は、他の獣脚類の中でも最も比率が大きいことが分かっています。巨大な頭と巨大な肢で特徴付けられるのがティラノサウルスであるといえます。
ティラノサウルスの眼
ティラノサウルスの眼は現生の肉食動物のライオンやトラと同様、前方を見据える形についていました。これはティラノサウルスは外敵が少ないハンターであったことをあらわしています。草食動物のように常に周りからの攻撃に配慮する必要がある動物の眼は左右が離れて付いています。
ティラノサウルスの嗅覚
ティラノサウルスの嗅覚は非常に発達していたと考えられています。わずかな血のにおいも見逃さなないハンターの鼻です。
画像「tyrannosaurus」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
シカゴのフィールド博物館
ティラノサウルスの歯
ティラノサウルスの歯は非常に太く長いのが特徴です。他の獣脚類に比べてもその特徴は明確で、切り裂くというよりは噛み砕くのに適していました。歯根(歯額の中に埋まっている部分)も非常に長かったという事実がよりこの特性を裏付けています。歯茎より上、つまり見えている部分が7-8cmにも関わらず、歯茎に埋まっている部分が22-23cmという化石が実際に発見されています。
ティラノサウルスには羽毛があった?
一部の研究者によれば、ティラノサウルスは羽毛で覆われていた、という説があります。寒暖の激しい期間を乗り切るために、体を温めるために羽を持っていたというのです。また、他の説では子供のころに羽毛があったとしても、大人になれば体温が高くなることが考えられ、完全になくなっていたのではないか、というものがあります。そもそも、この羽毛論の発端は、同じ獣脚類であるコエロフィシスやディロングの羽毛の痕跡付き化石が発見されたことにあります。コエロフィシスやディロング(ファイナルファンタジーのチョコボにそっくり)はかなり小さい恐竜であることから体温を失いやすく、羽毛をまとっていたのかもしれません。そうであれば少なくともティラノサウルスの子供には羽毛が存在した可能性はあります。
ティラノサウルスの寿命は何歳?
前述の巨大化石、「ス-」を調べると、年齢は28歳であることが分かりました(骨の状態で判断が可能)。また、化石を詳しく調べると、かなり痛んだ骨であることが分かり、寿命が近いのではないかと考えられました。従いまして、ティラノサウルスの寿命は30歳前後だと推測されています。ティラノサウルスは20歳くらいまで成長し、その後、徐々に老化していきました。5歳以下の若いティラノサウルスは必ずしも最強とは言えなかったようです。
ティラノサウルスは脚が速い?遅い?
ティラノサウルスはどのくらいの速度で走ることが出来たのでしょうか。一部の研究者は時速60kmで走ることができたと主張しましたが、現在では、骨や体のバランスなどから時速30kmにも満たない速度だったと考えられています。この点からトリケラトプス。エドモントサウルスのような比較的鈍足の草食恐竜を身を潜めて待ち伏せして狩をしたのではないかと考えられます(実際にトリケラトプスの化石からティラノサウルスの噛み跡が発見されています)。またワニなども狩りの対象になったと考えられています。
ティラノサウルスの狩りは単独行動?それとも集団行動?
ティラノサウルスと同じ北米の大型獣脚類のアルバートサウルスが大人と子供の化石が同箇所で発見されたことから、獣脚類といえど、集団で狩りをしていたことが明らかになりました。このことから、ティラノサウルスもその可能性があるのではないか、と考えられています。
死肉もあさった?
ティラノサウルスの嗅覚は非常に敏感であることから、死体のにおいをかぎつけることは容易であったと考えられます。その為、死肉をあさることも決して珍しくなかったでしょう。
ティラノサウルスの起源はアジアにある
恐竜コレクターの永遠のアイドル、ティラノサウルスにも同じタイプの仲間が世界各地に沢山いました。ここで簡単に紹介しましょう。
我々日本人にとってうれしい?事実
ティラノサウルス類は実はアジアから生まれました。ティラノサウルスの仲間は中生代の白亜紀になってアジアに現れました。この頃のティラノサウルスの祖先は非常に小さく、体長3mにも満たないものでした。彼らが当時、アジアとつながっていた北米へと渡り白亜紀後期にあの超巨大獣脚類のティラノサウルスが現れることになったのは意外と知られていません。さて、そのアジアで生まれた祖先をご紹介します。
シャンシャノサウルス 体長 3m 白亜紀後期 中国
さてなぜシャンシャノサウルスはティラノサウルスの仲間と判明したのでしょうか。それは、ティラノサウルス類に共通の特徴が存在したからです。
ティラノサウルス類共通の特徴
頭部骨格の眼の後ろの部分がBの字をしている左右の鼻の骨が結合し、強固になっている
この特徴を持った恐竜が世界各地で見つかり、ティラノサウルスの仲間であると考えられています。当時世界はアフリカを除いて陸続きであったことから、アジアから北米に大きく移動していきました。移動するたびに体を大きく、白亜紀後期それも隕石衝突の直前に最も巨大化します。それが皆さんがよく知るティラノサウルス・レックスなのです。
モンゴルアリオラムス 体長 5m
タルボサウルス 体長 9m
アレクトロサウルス 体長 5m
北米 アウブリソドン体長 3m
ダスプレトサウルス 体長10m
アルバートサウルス 10m
ゴルゴサウルス 9m
実は日本にもティラノサウルスの仲間がいたといわれています。つまり、前述の特徴をもった恐竜の化石が発見されました。石川県白山市でただ1本の歯が発見されています。
ティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか?
ティラノサウルス科最強の証、D型歯の秘密
ティラノサウルスの頭部はどれくらい大きかったの?
人間の男性と比較!あなたは大きいと感じますか?それとも・・・。