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ぶっとい!およそ1億年前の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1574】
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いや、太い。太いのです。こちらはロングカーブ計測42ミリに対して、根本周り62ミリに達す、非常に太いスピノサウルスの歯化石です。
手のひらに、ぽんと載せているだけのに、立体感と厚みが伝わります。
スピノサウルスの歯化石には、さまざまなバリエーションがあります。細くて長いタイプ、一方で、このように太くて短いタイプもあります。
スピノサウルスはおよそ1億年前の北アフリカに棲息していたとされる巨大な恐竜です。第二次世界大戦前に完全骨格が発見されて保管されていましたが戦時の爆撃により消失。その後、しばらく研究が滞っていたものの、近年、良質な骨格が発見され、これまで分からなかったことが、次々と判明しました。その際たるものは、スピノサウルスは陸棲ではなく、一生の半分を水中で過ごしていたという説です。その説は徐々に有力になり、描かれるイラストも現世のワニなどのように海辺で魚やエイなどを捕食したものへと変化していった経緯があります。
根本からご覧いただきましょう。非常に厚みのあるエナメル質(とその下の外殻)。白亜紀の堅い鱗を持つ魚をも一噛みで貫いたことでしょう。
カーブ計測46ミリ、周長62ミリの分厚い歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1574 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ぶっとい!およそ1億年前の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.6cm 周長6.2cm |
商品解説 | ぶっとい!およそ1億年前の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org