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1億年前の北アフリカの主、海辺のキング、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1572】
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1億年前の北アフリカの主、海辺のキング、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1572】
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こちらはスピノサウルスの歯化石です。スピノサウルスはおよそ1億年前の北アフリカに棲息していた大型の恐竜で、成長すると15メートルにもなったとされています。
近年の研究で、一生の半分以上を水中で棲息していたと考えられるようになりました。その巨体を支えるには水中のほうが合理的だっただろうとも言われています。歯の形を見ても分かるように、突き刺すのに適した形をしています。きっと素早く動き回る、堅い鱗を持った魚を、この歯で突き刺して捕食していたのでしょう。
現世のワニに近い生活様式をとっていたと考えられています。
根本から撮影。スピノサウルスの歯はご覧のように丸い断面をしています。歯に稜線(尖った部分)やセレーション(ギザギザの部分)はなく、どの方向から圧力が加わっても耐えられるようにできているようです。
100円玉との比較。
およそ47ミリの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1572 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 1億年前の北アフリカの主、海辺のキング、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.7cm 周長4.7cm |
商品解説 | 1億年前の北アフリカの主、海辺のキング、恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org