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1億年前の北アフリカのデルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1567】
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1億年前の北アフリカのデルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1567】
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こちらは恐竜、スピノサウルスの歯化石です。
およそ1億年前の北アフリカに棲息していた、巨大な恐竜です。以前は陸棲恐竜と考えられていましたが、近年の研究では水陸両生と考えられるようになりました。現世のワニに似た棲息スタイルだったのかもしれませんね。
スピノサウルスの歯は獲物を突き刺すのに適した形をしています。素早く動く魚やエイなどを捕食していたと考えられています。
歯の表層にある堅い組織、いわゆるエナメル質が剥がれることなく保存されています。
伸長方向に刻まれた縦溝は典型的な特徴の一つです。
丸い断面。これもスピノサウルスの歯化石の特徴の一つです。
左右43ミリ。
100円玉との比較。1億年前の北アフリカのデルタの王者、スピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1567 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 1億年前の北アフリカのデルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.3cm 周長4.9cm |
商品解説 | 1億年前の北アフリカのデルタの王者、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org