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希少!ペルム紀オクラホマ州産肉食単弓類、ディメトロドン(Dimetrodon limbatus)の歯化石/【di1560】
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こちらは、米国オクラホマ州産のディメトロドンの歯化石です。ディメトロドンは恐竜が地球に誕生するはるか前に出現したかなり大きな体躯をした生物でした。化石はテキサス州とオクラホマ州で集中して見つかっています。こちらはオクラホマ州産。
ディメトロドンはその見た目から恐竜と間違われることがありますが、恐竜ではありません。爬虫類によくにた生理機能を持ち、同時に哺乳類に近い頭部の構造をしていました。しかし、現世の哺乳類とは直接の関係はないとされています。
この鋭い歯を有するディメトロドンは、ペルム紀初期の生態系で支配的捕食者だったと考えられています。爬虫類、両生類、魚類などを捕食対象としていました。背に生えた特徴的な帆は体温調節などに使われていたと考えられています。
光沢が備わった状態の良い歯化石です。
およそ1センチほど。
100円玉との比較。恐竜が出現するはるか前の古生代ペルム紀の標本であり、個体数は非常に少なく、コレクションとして大変希少です。
商品スペック
| 商品ID | di1560 |
|---|---|
| 年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
| 学名 | 希少!ペルム紀オクラホマ州産肉食単弓類、ディメトロドン(Dimetrodon limbatus)の歯化石 |
| 産地 | Jefferson County, Oklahoma, U.S.A. |
| サイズ | 直線距離1cm |
| 商品解説 | 希少!ペルム紀オクラホマ州産肉食単弓類、ディメトロドン(Dimetrodon limbatus)の歯化石 |

この商品を購入されたお客様のお声
少し前までは、爬虫類から鳥類と哺乳類が進化したと教えられてきました。ところが、最近になって、哺乳類は、爬虫類とは別に分化していた単弓類というグループの一部から進化したものだということが分ってきたんですね。単弓類は、恐竜と混同されてしまうこともあったり、まだまだ認知度は低いのでしょうが、まさに教科書を書き変えてしまった存在なわけですね。ほんの小さな歯の化石ですが、手に取ると感動してしまいます。これからも、科学の進歩とともに、教科書はどんどん変わっていくのでしょう。
神奈川県/男性
ディメトロドンとは?

ディメトロドンは、約2億9千万年前のペルム紀前期に生息していた大型の肉食動物です。背中に大きな帆のような構造を持つ独特な姿から、恐竜の一種だと思われがちですが、実際には恐竜とはまったく異なる系統に属しています。ディメトロドンは「単弓類」と呼ばれるグループの一員で、現代の哺乳類へとつながる系統に位置づけられています。
単弓類の大きな特徴は、頭骨の側面に一つだけ側頭孔(こめかみの穴)を持つ点です。この構造によって強力な顎の筋肉を発達させることができ、ディメトロドンは鋭い歯と高い咬合力を備えた優れた捕食者となりました。歯が役割ごとに分化し始めている点も、後に現れる哺乳類につながる重要な特徴といえます。
一方、恐竜は爬虫類の系統に属しており、ディメトロドンが生きていた時代にはまだ地上に存在していません。恐竜が登場するのは、ディメトロドンが絶滅してから数千万年後のことです。つまりディメトロドンは、恐竜よりもはるかに古く、しかも私たち哺乳類側の生き物だったのです。系統的には、人類は恐竜よりもディメトロドンに近い存在だと言えます。
ディメトロドンが生きたペルム紀は、地球史の中でも非常に特異な時代でした。すべての大陸が集合した超大陸パンゲアが形成され、内陸部は乾燥し、寒暖差の激しい厳しい環境が広がっていたと考えられています。そのような世界で単弓類は繁栄し、陸上生態系の主役となっていました。しかしペルム紀の終わりには、地球史上最大規模の大量絶滅が発生し、多くの生物が姿を消します。ディメトロドンもまた、この大変動を生き延びることはできませんでした。
それでも単弓類の系統は途絶えませんでした。ディメトロドンの仲間から、より進化した獣弓類が現れ、やがて体毛を持ち、乳で子を育てる哺乳類へとつながっていきます。ディメトロドンは、恐竜時代のはるか以前に食物連鎖の頂点に君臨し、私たち哺乳類の遠い起源を物語る、きわめて重要な存在なのです。






























