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3ピースで23センチ!ザ・コレクティブアイテム!およそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨した恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウの化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1410】
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3ピースで23センチ!ザ・コレクティブアイテム!およそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨した恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウの化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1410】
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こちらはおよそ1億年前の北アフリカに棲息していた獣脚類恐竜、スピノサウルスの美しきハンドクロウ(手の爪)の化石です。
美しい湾曲が備わったハンドクロウ。長辺計測で18センチの成体の非常に立派な標本です。
そして2つの指骨も!
爪と2つの接骨を並べると、23センチを超えます。
中央には血抜き溝があります。こちらは獲物を手に掛けた時、肉から抜きやすくする役割があったと考えられます。スピノサウルスは主に魚食性と考えられていますが、これほどの爪を魚を捕食するためだけに使ったとは考えにくいですね。水辺に現れた恐竜を襲う際に使用したのではないでしょうか。
表面には凹凸というほどでもない小さな孔が多数見られます。爪の化石や骨同士の継ぎ目によく見られる構造です。
ハンドクロウはフットクロウに比べると扁平で先端が鋭いカーブを描きます。
惚れ惚れする美しいフォルム。
この爪の主、スピノサウルスはおよそ1億年前の北アフリカの水辺に棲息していたと考えられています。成長すると体長15メートルにも達したとされます。これは全獣脚類恐竜のなかで最大級です。あのティラノサウルス・レックスに勝るとも劣らない体躯を有していたと考えられています。
ご覧のようにハンドクロウは扁平です。フットクロウと比べるとそのスマートさは、なお顕著です。獲物をハンティングするために進化したウェポンだったと考えられます。
非常に美しい上質のコレクショングレードの標本です。
ご覧のように3つを直線で計測して23センチほどある、極めて立派な標本群です。
商品スペック
商品ID | di1410 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 3ピースで23センチ!ザ・コレクティブアイテム!およそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨した恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウの化石 |
産地 | Atlas Mountains, Kem Kem Basin, Morocco |
サイズ | ハンドクロウカーブ計測18cm 接骨部 幅4.3cm 3.8cm 3つ並べて直線距離 約23cm |
商品解説 | 3ピースで23センチ!ザ・コレクティブアイテム!およそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨した恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウの化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
博物館クラスの標本が私の自宅にあるなんて、今でも夢のようです。見事のひと言に尽きる素晴らしい標本をお譲りいただいて、本当にありがとうございました。本標本はハンドクロウ部分も素晴らしいですし、指骨が2つ付属している点もポイントが高いです。指骨部分があると、その先に続いたであろう恐竜の腕や本体骨格にまで想像が広がり、何ともいえない贅沢な気分にさせてくれます。眺めていると出てくるのはため息ばかり…年末年始はこれで惚けていました。今日まで何年にもわたり化石セブンさんと人生を伴走(と勝手に思っている)してきて、その幸せを今つくづく噛みしめているところです。ほんの少し前までは「スピノサウルスといえば歯の化石」というイメージがあったのですが、化石セブンさんのサイトを巡っていると、まれにハンドクロウやフットクロウというレアな出品がされるではありませんか。ところが、どれも結構な価格のため「お譲りいただける方が羨ましいなぁ」と傍から眺めていました。ところが本品が出品されたのは、あの12月25日の夜。どこからともなく私の耳に『今日はクリスマスだよ…』『これはサンタさんからのプレゼントだよ…』という天使のささやき(幻聴)が。久しぶりに童心に返ってはしゃいでしまいました。また来年のクリスマスも、どうぞよろしくお願いいたします。素敵なサンタさんへ。
福岡県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org