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社史に残る1本。「最高の品以外要らぬ」という貴殿に送る、無欠のセレーションが両刃に備わった、100%ナチュラルのティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の歯化石/【di1205】
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こちらは、今年度、最高のティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の歯化石です。

「毎日、この化石を眺めるだけで、きっと心が充足する。」この化石には、そう強く確信させる風格があります。具体的に説明する前に、ヘビーな恐竜化石コレクターの皆さまにお伺いします。最近、なぜティラノサウルスの歯化石を見かけないかご存知でしょうか。

まず、産地である北米の化石ハンターの高齢化が進み、採集量が減っている、という事実があります。加えて、それ以上に化石コレクション市場のグローバル化が進み、北米のみならず、中国をはじめとする世界中のリッチコレクターが高品位化石を独占するという事態が起こっているのです。しかも年々、その様態はエスカレートしています。減りゆく供給に対して、需要は急増しています。また、コレクション目的ではなく投資目的で高級化石を青田買いする層が増えているという話をよく耳にします。

そんな背景もあり、近年ハイグレード標本を紹介するペースが鈍っていましたが、今回、どうにかこうにか、獲得することができました。弊社は北米の採掘者とつながるチャンネルを持っていますが、「最高の標本が見つかったら、こちらに優先的に回してほしい」と依頼していて、今回その苦労が報われました。

標本をこの手にとったときの興奮は今も脳裏に焼き付いています。標本そのものの魅力に加え、背景や労苦を考えると、この歯化石は間違いなく、今年度最高の標本であると断言します。ここ数年で考えても、指折りの標本だと言い切ることができます。

さて、この標本の魅力を語っていきましょう。先ず以ってお伝えしたいことは、この化石が100%ナチュラルであること。繰り返します。100%ナチュラルです。このクラスで無補修というのは、まずありえません。これは何ものにも代え難い最大の特徴と言えます。

そしてこの歯化石は、「カーブ計測9センチ、周長9センチ」という巨大な歯化石です。ティラノサウルス・レックスの成体の顎に生えていたであろう、威風堂々たる歯化石です。数値以上に実物は立派です。ティラノサウルス・レックスの巨大歯化石に特有の分厚いルート部、ぷっくりと膨張したミドルセクション、勢いよく収束する先端部。このフォルムの美しさといったら・・・。

アウター、インナーともに、完璧なセレーションを保持しています。アウターセレーションとは、歯の稜線のうち、長い方に並ぶギザギザの部分を指します。インナーセレーションとは、アウターとは反対側の稜線に整列したギザギザの部分のことです。いずれもセレーションも一寸も欠けること無く、完璧に保存されているのです。

こんなことは、まず有り得ない。有りえません。ふつうはどんなに良い歯化石でも、セレーションの一部に欠けや傷があるものです。全セレーションが無傷であるというのは、本当にごく少数の限られた標本でしか有り得ないことなのです。

何より驚異的なのは、それら3つの特長が一つの歯化石のなかに在ることです。先程来、強調している、100%ナチュラル、サイズ&美しいフォルム、完璧なセレーションという3つの特長が、同時に備わっているということこそがミラクルなのです。

1つでも得るのが難しい世界タイトルを3つ同時に保持している世界チャンピオンのようなものです。

完全なるセレーションをもう一度撮影。こちらはインナーサイドです。

粒、皺、そのつながり、セレーションってこんなに複雑なんだと改めて感じます。

この根本を御覧ください。成体のレックスの歯化石らしい極太のルート。周長9センチオーバです。

これは社史に残る標本の一つです。今後、このような標本を皆さまに紹介できるよう努力していきます。

毎日、この化石を眺めるだけで、きっと心が充足する、と思える見事な標本です。ぜひ、世界中のトップコレクターと肩を並べてください。

ティラノサウルスの歯化石をお探しで、”最高のものしか要らない”というコレクターに方におすすめしたい逸品です。
商品スペック
商品ID | di1205 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 社史に残る1本。「最高の品以外要らぬ」という貴殿に送る、無欠のセレーションが両刃に備わった、100%ナチュラルのティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の歯化石 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | ロングカーブ計測9cm 周長9.1cm |
商品解説 | 社史に残る1本。「最高の品以外要らぬ」という貴殿に送る、無欠のセレーションが両刃に備わった、100%ナチュラルのティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)の歯化石 |
ティラノサウルスとは?
白亜紀の暴君、最強の恐竜、ティラノサウルスの知られざる秘密
1990年に発見された通称スーが最大の化石骨格で体長13m、推定体重は6tです。これはアフリカ象の中でもスーパーヘビー級の固体と同等かそれ以上の体重です。
異様に大きく、巨大な頭部骨格
最強の恐竜といわれるティラノサウルスは、体から比べても相当に頭部骨格が大きいことが分かっています。太くて長い歯、頑丈で大きなアゴを使い、獲物の肉を食いちぎり、噛み砕くように進化したのでしょう。これは他の獣脚類であるスピノサウルス、アロサウルス、アルバートサウルス、ディロング、タルボサウルス等と比べても、言えることです。
異様に小さい前肢
体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていましたが、それに比べて前肢は極端に小さいことで有名です。前肢は基本的に仮に使用していなかったのかもしれません。前肢の用途についてはさまざまな説があります。面白い説としては起き上がるときに補助的に使用した、というものがあります。
巨体を支える合理的な肢先の構造
1m近く巨大な足の甲から爪にかけての構造は非常に合理的に出来ており、6tにも及ぶ現生の巨像をはるかに超える体重をしっかりと受け止めることができました。研究者によれば、この肢の甲に構造には体重を支える特別な構造をしていたことが分かっています。
巨大な後肢は、他の獣脚類の中でも最も比率が大きいことが分かっています。巨大な頭と巨大な肢で特徴付けられるのがティラノサウルスであるといえます。
ティラノサウルスの眼
ティラノサウルスの眼は現生の肉食動物のライオンやトラと同様、前方を見据える形についていました。これはティラノサウルスは外敵が少ないハンターであったことをあらわしています。草食動物のように常に周りからの攻撃に配慮する必要がある動物の眼は左右が離れて付いています。
ティラノサウルスの嗅覚
ティラノサウルスの嗅覚は非常に発達していたと考えられています。わずかな血のにおいも見逃さなないハンターの鼻です。
画像「tyrannosaurus」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
シカゴのフィールド博物館
ティラノサウルスの歯
ティラノサウルスの歯は非常に太く長いのが特徴です。他の獣脚類に比べてもその特徴は明確で、切り裂くというよりは噛み砕くのに適していました。歯根(歯額の中に埋まっている部分)も非常に長かったという事実がよりこの特性を裏付けています。歯茎より上、つまり見えている部分が7-8cmにも関わらず、歯茎に埋まっている部分が22-23cmという化石が実際に発見されています。
ティラノサウルスには羽毛があった?
一部の研究者によれば、ティラノサウルスは羽毛で覆われていた、という説があります。寒暖の激しい期間を乗り切るために、体を温めるために羽を持っていたというのです。また、他の説では子供のころに羽毛があったとしても、大人になれば体温が高くなることが考えられ、完全になくなっていたのではないか、というものがあります。そもそも、この羽毛論の発端は、同じ獣脚類であるコエロフィシスやディロングの羽毛の痕跡付き化石が発見されたことにあります。コエロフィシスやディロング(ファイナルファンタジーのチョコボにそっくり)はかなり小さい恐竜であることから体温を失いやすく、羽毛をまとっていたのかもしれません。そうであれば少なくともティラノサウルスの子供には羽毛が存在した可能性はあります。
ティラノサウルスの寿命は何歳?
前述の巨大化石、「ス-」を調べると、年齢は28歳であることが分かりました(骨の状態で判断が可能)。また、化石を詳しく調べると、かなり痛んだ骨であることが分かり、寿命が近いのではないかと考えられました。従いまして、ティラノサウルスの寿命は30歳前後だと推測されています。ティラノサウルスは20歳くらいまで成長し、その後、徐々に老化していきました。5歳以下の若いティラノサウルスは必ずしも最強とは言えなかったようです。
ティラノサウルスは脚が速い?遅い?
ティラノサウルスはどのくらいの速度で走ることが出来たのでしょうか。一部の研究者は時速60kmで走ることができたと主張しましたが、現在では、骨や体のバランスなどから時速30kmにも満たない速度だったと考えられています。この点からトリケラトプス。エドモントサウルスのような比較的鈍足の草食恐竜を身を潜めて待ち伏せして狩をしたのではないかと考えられます(実際にトリケラトプスの化石からティラノサウルスの噛み跡が発見されています)。またワニなども狩りの対象になったと考えられています。
ティラノサウルスの狩りは単独行動?それとも集団行動?
ティラノサウルスと同じ北米の大型獣脚類のアルバートサウルスが大人と子供の化石が同箇所で発見されたことから、獣脚類といえど、集団で狩りをしていたことが明らかになりました。このことから、ティラノサウルスもその可能性があるのではないか、と考えられています。
死肉もあさった?
ティラノサウルスの嗅覚は非常に敏感であることから、死体のにおいをかぎつけることは容易であったと考えられます。その為、死肉をあさることも決して珍しくなかったでしょう。
ティラノサウルスの起源はアジアにある
恐竜コレクターの永遠のアイドル、ティラノサウルスにも同じタイプの仲間が世界各地に沢山いました。ここで簡単に紹介しましょう。
我々日本人にとってうれしい?事実
ティラノサウルス類は実はアジアから生まれました。ティラノサウルスの仲間は中生代の白亜紀になってアジアに現れました。この頃のティラノサウルスの祖先は非常に小さく、体長3mにも満たないものでした。彼らが当時、アジアとつながっていた北米へと渡り白亜紀後期にあの超巨大獣脚類のティラノサウルスが現れることになったのは意外と知られていません。さて、そのアジアで生まれた祖先をご紹介します。
シャンシャノサウルス 体長 3m 白亜紀後期 中国
さてなぜシャンシャノサウルスはティラノサウルスの仲間と判明したのでしょうか。それは、ティラノサウルス類に共通の特徴が存在したからです。
ティラノサウルス類共通の特徴
頭部骨格の眼の後ろの部分がBの字をしている左右の鼻の骨が結合し、強固になっている
この特徴を持った恐竜が世界各地で見つかり、ティラノサウルスの仲間であると考えられています。当時世界はアフリカを除いて陸続きであったことから、アジアから北米に大きく移動していきました。移動するたびに体を大きく、白亜紀後期それも隕石衝突の直前に最も巨大化します。それが皆さんがよく知るティラノサウルス・レックスなのです。
モンゴルアリオラムス 体長 5m
タルボサウルス 体長 9m
アレクトロサウルス 体長 5m
北米 アウブリソドン体長 3m
ダスプレトサウルス 体長10m
アルバートサウルス 10m
ゴルゴサウルス 9m
実は日本にもティラノサウルスの仲間がいたといわれています。つまり、前述の特徴をもった恐竜の化石が発見されました。石川県白山市でただ1本の歯が発見されています。
ティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか?
ティラノサウルス科最強の証、D型歯の秘密
ティラノサウルスの頭部はどれくらい大きかったの?
人間の男性と比較!あなたは大きいと感じますか?それとも・・・。