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サイズ、迫力、保存状態、希少性、どれをとっても博物館級!恐竜ファンなら知らぬ者は居ないであろう、アンキロサウルス科(Ankylosauridae)の恐竜の上腕骨の化石/【di1579】
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こちらの黒褐色の、手を圧倒するサイズの化石をご覧ください。これは恐竜ファンなら知らぬ者はいないであろう、アンキロサウルス科の恐竜の上腕骨の化石です。博物館でもビックリの極めて希少な化石コレクションなのです。こちらの標本は、ヘビーコレクターのもとで大切に保管されてきたオールドコレクションです。見ての通り素晴らしい保存状態を維持しており、今後も大切にしてくださる新しいオーナーを募集しています。

肩に近い側と思われる骨端を撮影。あまりの迫力、重量に撮影するのも一苦労です。

写真左側のより大きな骨端が肩側、右側のやや小さい側が前腕へと続くと思われます。

この誰もが驚く立派な標本は、米国モンタナ州のツーメディスン累層(Two medicine formation)から発見、採集されたものです。ツーメディスン累層はおよそ8350万年前から7000万年前頃までの生物が眠る地層です。この地層からはアンキロサウルス科の恐竜の化石がこれまでにも発見、採集されています。

アンキロサウルス科の恐竜の標本の数は極めて少なく、入手の機会はほとんどないと言えるでしょう。しかも、これほどのサイズ、保存状態の標本となれば世界広しといえど、そう巡り会えるものではありません。

手のひらを強く圧迫する重量感あふれる標本です。2755グラムもあります。

ユニークな形状をしています。堆積時の圧縮や剪断はほとんど見られません。本当に素晴らしい保存状態を維持しています。

アンキロサウルス科の恐竜といえば、全身を鎧のような装甲板で防御している姿を想像することでしょう。まさに戦車のような風貌にぴったりの巨大でぶっとい上腕骨です。

左右32センチに及ぶ、非常に立派な逸品です。ただ、この標本は一次元のサイズだけでは測れません。非常に立体的で複雑な形状をしていて、深く味わい深い暗褐色を呈しています。また表面にはナチュラルで細かなパターン(模様)が見られます。

100円玉との比較。その立体感を楽しみたい方は、ぜひこのようにスタンドを使って展示してみてください。博物館などでは通常、一定の角度からしか見ることができませんが、こうした展示方法ならば、いろいろな角度から観察することができます。まさにオーナーの特権と言えるでしょう。
商品スペック
商品ID | di1579 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サイズ、迫力、保存状態、希少性、どれをとっても博物館級!恐竜ファンなら知らぬ者は居ないであろう、アンキロサウルス科(Ankylosauridae)の恐竜の上腕骨の化石 |
産地 | Two Medicine Formation, Montana, U.S.A. |
サイズ | 32cm×15cm×7cm 2755g |
商品解説 | サイズ、迫力、保存状態、希少性、どれをとっても博物館級!恐竜ファンなら知らぬ者は居ないであろう、アンキロサウルス科(Ankylosauridae)の恐竜の上腕骨の化石 |
アンキロサウルスとは?
アンキロサウルス(Ankylosaurus magniventris)は、白亜紀末(約6,800万〜6,600万年前)に北アメリカ大陸に生息していた、アンキロサウルス科最大の鎧竜です。名前の由来はギリシア語で「癒合したトカゲ」=「骨が癒合して硬直したトカゲ」を意味します。これは、装甲板などが全身を覆い、体の柔軟性がなさそうだ、という印象から名付けられたものです。
北米の白亜紀の地層から様々な化石が発見されましたが、完全な全身骨格は今も未発見です。
◆ 形態と特徴
・全長:約6~8メートル(最大で10m弱の説もあり)
・体重:4.8~8トン
・頭部・頸部・胴体・尾にわたる骨質の装甲(オステオダーム)
・尾の先端にある巨大なハンマー状の尾(テールクラブ)
◆ 食性と生態
アンキロサウルスは植物食性で、地面近くの低木やシダ類、果実などを非選択的に採食していたと考えられます。歯は非常に小さい葉のような形をしており、あまり咀嚼する力は強くなかったと思われます。少しずつモグモグ、マイペースで食餌をしていたのでしょう。一方で、巨大な発酵室(後腸)を持つことで消化を補っていたとされます。
また、筋肉や関節構造から、普段は鈍重だが、短時間ならすばやく動けたと考えられています。意外に足が速かった可能性もありますね。
◆ 尾のハンマー(テールクラブ)
アンキロサウルスの象徴とも言えるテールクラブは、骨化した腱と癒合した尾椎によって支えられ、捕食者(例:ティラノサウルス)の脚を破壊できるほどの破壊力を持っていたと考えられています。
この構造は防御用とも、種内での闘争用ともされ、実際に摩耗や怪我の痕跡がある化石も発見されています。
◆ 生息環境と生態系での役割
アンキロサウルスの化石が見つかる地層(ヘルクリーク層など)は、温暖湿潤な森林が広がっており、シダや被子植物が繁茂していました。
共存していた恐竜には:
・トリケラトプス、パキケファロサウルス(角竜)
・エドモントサウルス、テスケロサウルス(鳥脚類)
・ティラノサウルス、ストルティオミムス(獣脚類)
などがいます。
アンキロサウルスは単独行動の傾向があり、それゆえに、これほどまでの強固な防御力を備えたのかもしれませんね。
◆ 文化的影響
アンキロサウルスは、鎧竜の代表格として最も知られた恐竜です。
・1964年 ニューヨーク万博の等身大模型
・1947年 ルドルフ・ザリンガーの壁画《The Age of Reptiles》
『ジュラシック・パーク』シリーズでの登場
当初は尾のハンマーを引きずる姿やスパイクのある装甲など、実際とは異なる描写がなされましたが、現在では、尾は持ち上がり、体側にスパイクは存在しないなどと言われています。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
鎧竜(よろいりゅう)の代表格アンキロサウルスの名前の由来は、「連結したトカゲ」。性格はおとなしいけど、怒らせると一撃必殺をもっていました。体長約9~11m、体重3~4t。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
生活様式はステゴサウルスに似ていますが装備は完璧。戦車のように装甲版板で体が覆われて(なんとまぶたまで装甲)、さらには尻尾の先端にふりまわすと危険なハンマーがついていました。
一撃必殺のハンマー(NY自然史博物館)
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
調査の結果、ハンマーは骨塊でさらに付近は硬い腱で補強され、水平稼動が可能でした。しかし構造から上下運動は難しかったようです。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
背中を覆う装甲板は皮膚が変化したものですが、良質な化石が見つかっていないので、まだ詳細な配列はわかっていません。
画像「アンキロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
日本でも、鎧竜の仲間の化石が見つかっています。