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こんな鋭い歯で突き刺されたら一溜りもありません・・・大型肉食恐竜「棘トカゲ」こと、スピノサウルスの上質歯化石(Spinosaurus)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1015】
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こんな鋭い歯で突き刺されたら一溜りもありません・・・大型肉食恐竜「棘トカゲ」こと、スピノサウルスの上質歯化石(Spinosaurus)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1015】
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獣脚類、スピノサウルスの歯化石が登場です。アップに耐えうる上質歯化石。ナチュラルな質感がたまらない標本です。
スピノサウルスといえば、謎の多い恐竜として長年研究者を悩ませてきた恐竜の一つですが、近年大きな話題を呼んで、その名はさらに有名になりました。その話題というのが、スピノサウルスが主に陸ではなく、水中で過ごす「水棲」の生き物だったのではないかということ。また、上半身が重すぎるために、陸では二足歩行が難しく、四足歩行をしていたのではないか、という説です。これまでの図鑑では、どちらかというと陸上を闊歩するイメージ図が描かれていたスピノサウルス。大変衝撃的なニュースとして、発表当時話題になりました。
スピノサウルスの歯はご覧のように円錐形で、魚などを捕らえるのに適した歯であるため、彼らは水場に現れる魚食性の恐竜であることは昔から言われていたのですが、水面に浮かんで獲物を狙っていたという説が出たため、その様子を想像すると何とも不思議な気持ちがするのです。
スピノサウルスは大きいものでは体長17メートルもあると考えられています。そんな巨体が水中に入り、じっと獲物を狙って水に潜んでいると想像してみると・・・。なんだか少し滑稽な感じもいたします。そんなに巨体であれば、絶対にバレるのではないか!?とつっこみたくなるのです。
いずれにしても、この歯の形、同じ肉食恐竜であるティラノサウルスやカルカロドントサウルスのような形と全く異なります。この形は現生のワニによく似ています。彼らが水中のあらゆる生き物をエサにしていた魚食性の恐竜であることは間違いないようです。御覧頂いているのはルート部の断面です。スピノサウルスの歯は円錐形をしていますので、断面から見るとこのように円形になります。
手の平との比較。かなりシャープな印象の歯です。鋭く、長い歯です。
反り上がる先端部。突き刺されたら、痛そうです・・・。
手に取ると、重量感を感じます。鋭い、この伸びやかなフォルムに魅了されます。スピノサウルスの堅牢な歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1015 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | こんな鋭い歯で突き刺されたら一溜りもありません・・・大型肉食恐竜「棘トカゲ」こと、スピノサウルスの上質歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.8cm |
商品解説 | こんな鋭い歯で突き刺されたら一溜りもありません・・・大型肉食恐竜「棘トカゲ」こと、スピノサウルスの良質歯化石(Spinosaurus)形のよいナチュラルな質感のスピノサウルス歯。コレクティブアイテム標本です。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org