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米国サウスダコタ州産、白亜紀最末期に生きたアンモナイトの一つ、ホプロスカフィテス (Hoploscaphites) のハーフカット標本/【an2658】
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こちらは白亜紀後期のアンモナイト、ホプロスカフィテス (Hoploscaphites) のハーフカット標本です。ホプロスカフィテスは主に北米で産出するアンモナイトで、本標本も米国サウスダコタ州で採集されたものです。

ホプロスカフィテスは、最末期まで生き残ったアンモナイトの一つとして知られています。恐竜や多くのアンモナイトが絶滅したK–Pg境界(約6,600万年前)を越えて存続した、きわめて数少ないアンモナイトの一つと考えられています。実際、暁新世(ダニアン期:約6,500万~6,100万年前)の地層からも、欧州や米国などで産出が報告されています。
※K–Pg境界は、以前はK–T境界と呼ばれていました。これは、当時「白亜紀(K)」の次の時代を「第三紀(T)」とまとめて呼んでいたためです。その後の研究で「第三紀」という区分は大まかすぎるとされ、「古第三紀(Paleogene, Pg)」と「新第三紀(Neogene, Ng)」に細分化されました。このため、現在では「K–Pg境界」という呼び方が正式に使われています。

ハーフカット標本の魅力は、殻の内部構造を明瞭に観察できる点にあります。アンモナイトの殻は小部屋に分かれており、それぞれは隔壁と呼ばれる硬い壁によって仕切られています。もともと小部屋は空洞でしたが、長い堆積の過程で鉱物などが入り込み、現在のような姿になりました。

表側をご覧ください。ホプロスカフィテスは非常に密に巻かれており、中央の小さな巻きが外側の大きな巻きに包み込まれるような形をしています。アンモナイトの巻き方についてはコラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」をご確認ください。

ホプロスカフィテスは個体差が大きいものの、比較的厚みがあり、側面は丸みを帯びています。さらに、多くの個体では小さな突起の痕跡も確認できます。

直径の最大部は約42ミリです。

100円硬貨との比較写真です。こちらは米国サウスダコタ州産で、最末期のアンモナイトの一つとされるホプロスカフィテスのハーフカット化石です。
商品スペック
商品ID | an2658 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 米国サウスダコタ州産、白亜紀最末期に生きたアンモナイトの一つ、ホプロスカフィテス (Hoploscaphites) のハーフカット標本 |
産地 | South Dakota, U.S.A. |
サイズ | アンモナイト直径4.2cm 厚1cm |
商品解説 | 米国サウスダコタ州産、白亜紀最末期に生きたアンモナイトの一つ、ホプロスカフィテス (Hoploscaphites) のハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。