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両面が輝く!マダガスカル産・約1億年前の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2629】
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こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。北西部マハジャンガ地方で産出した、キラキラと美しい光沢を放つタイプの標本です。マダガスカルは遊色アンモナイトの世界的産地として知られ、古くから分類研究が盛んに行われてきました。特に白亜紀層から採集されるアンモナイトは人気が高く、世界中のコレクターを魅了しています。
遊色層は殻の表面わずか数ミリ(それ未満)しか存在しないため、状態が良くない標本ではまったく光りません。こうして赤く美しく輝く個体は、保存状態の良さを物語っています。
裏面にも赤く光る部分があります。
殻の最も外側では、遊色層が一部ピールしています。どれほど薄い層で輝いているのか、お分かりいただけると思います。
アフリカは化石の宝庫ですが、その南東に浮かぶ巨大な島・マダガスカルは、特に優れた化石を数多く産する地域として知られています。とりわけ海洋生物の種類が豊富で、このクレオニセラスはその代表的存在です。 詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」をご覧ください。
本標本は主に赤い遊色が強く、角度によって鮮やかな輝きを楽しめます。
クレオニセラスは、扁平で円盤状のフォルムが特徴の美しいアンモナイトです。
直径最大部約48ミリほどあります。
100円硬貨との比較です。マダガスカルが生み出した、約1億年前の美しい遊色アンモナイト、クレオニセラスの化石です。
商品スペック
| 商品ID | an2629 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 両面が輝く!マダガスカル産・約1億年前の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
| 産地 | Madagascar |
| サイズ | 直径4.8cm 厚1.4cm |
| 商品解説 | 両面が輝く!マダガスカル産・約1億年前の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |

アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造
































