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マダガスカル産の美しい赤い遊色が見られるアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2610】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。クレオニセラスは約1億年前の地層から採集されます。アンモナイトの祖先は約4億1000万年前の古生代デボン紀に現れ、最後の種は約6600万年前の白亜紀末期の大量絶滅とともに姿を消しました。クレオニセラスは、アンモナイトが全盛期を迎えた頃の属といえます。

表面には遊色層が保存されており、光が当たるとキラキラと輝きます。これは、殻表面の薄い遊色層による光の干渉現象で、特定の波長の光(この場合は赤色)が強く反射されるためです。
詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。

アンモナイトは長い進化の過程で多様化し、1万種類以上が知られています。殻の形はこのような平巻きの螺旋構造が基本ですが、白亜紀後期には、螺旋や渦巻きとは異なる、いわゆる異常巻き(ヘテロモルフ)も登場しました。

マダガスカル北西部のマハジャンガからは、このような非常に美しい遊色を持つアンモナイトが採取されます。マダガスカルは世界有数の遊色アンモナイトの産地です。

肋(ろく)に沿って、波打つ遊色が見られます。

こちらは開口部を撮影した一枚です。本来この部分は空洞になっており、軟体部(ソフトシェル)が収まっていたはずですが、軟体部はまず化石として残らず、現在は堆積物で充填されています。軟体部については、実は2021年に一部が発見され、オウムガイのようにジェット推進を行うための筋肉や構造を持っていることが明らかにされています。
アンモナイトの内部の想像図はコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。

直径の最大部はおよそ5センチです。

100円玉との比較です。マダガスカル産の、美しい赤い遊色が見られるアンモナイト、クレオニセラスです。
商品スペック
商品ID | an2610 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | マダガスカル産の美しい赤い遊色が見られるアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5cm 厚1.4cm |
商品解説 | マダガスカル産の美しい赤い遊色が見られるアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。