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縫合線と細脈が完全保存!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an2097】
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こちらはロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスです。直径最大部3センチ。このタイプのクエンステッドセラスとしては比較的大きめの標本です。
両面ともに細脈と縫合線がよく保存された上質の標本です。厳選品。
クエンステッドセラスに特有の細かな肋(ろく)が全体を覆っています。
肋(ろく)とは別の、全体を覆っている、一見すると規則性のない模様を「縫合線(ほうごうせん)」と言います。
縫合線がよく見える一枚。縫合線とは、アンモナイトの殻の表面を磨くことで、直下の構造が露出した模様です。白亜紀のアンモナイトの縫合線は総じて複雑で「菊花模様」と呼ばれます。鑑賞するときのポイントの一つです。
アンモナイトに限らず、頭足類の殻を研磨すると、縫合線が現れます。縫合線は頭足類の種類によって異なりますが、一般に古い時代に登場した頭足類ほどシンプルで、時代を経るごとに複雑化すると言われています。アンモナイトは頭足類のなかでは新しい時代に登場したグループで、非常に複雑な縫合線を持っています。この込み入った模様は内部の構造を軽量化しつつ強度を上げた結果とも言われます。進化の証なのですね。
不規則に見える縫合線も、しばらく凝視していると一定のルールで刻まれていることが分かります。
直径最大部およそ3センチほど。
直径22ミリの100円玉より一回り大きな標本です。
商品スペック
| 商品ID | an2097 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | 縫合線と細脈が完全保存!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
| 産地 | Saratov, Russia |
| サイズ | 直径3cm |
| 商品解説 | 縫合線と細脈が完全保存!ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)の化石 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。




























