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極めて希少な「完全体ホールタイプ」……らせん構造と炎色が溶け合う、宝石アンモナイトの最高峰「アンモライト」……艶麗なるナチュラルアート/【al470】
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こちらはカナダ・アルバータ州だけで産出する、希少価値の高いアンモライトの“完全体ホールタイプ”です。殻の輪郭が美しく残り、完全な形で入手できる個体は極めて僅少。コレクション品として最上位の評価に値する逸品です。 アンモライトは、北米ロッキー山脈東側斜面でのみ産出する、希少な化石で、カナダ・アルバータ州で採集されるケースがほとんどです。
漆黒の地層を背景に、赤・緑・オレンジの強い遊色が妖しく浮かび上がります。まるで燃える炎が内部で揺らめいているかのような、重厚で深みのある発色です。表層アラゴナイトを保護するために施された薄い樹脂コーティングは、コレクターグレード標本における標準的な処理です。
アンモナイトの螺旋美が崩れることなく完全に残り、白亜紀の生物の造形を現代にそのまま伝えています。インテリアとしての存在感も抜群。破片状のピースは多く見られますが、このように全形が保存されたホールタイプとなると、その数は一気に減少します。
生命のエネルギーを象徴するかのように、赤・オレンジの鮮烈な光が殻面を走ります。アンモライトは1981年、世界宝石連盟により正式な宝石として認定され、世界のコレクターから高い支持を受け続けています。近年はジュエリー加工が主流となり、完全体の状態で残る個体は年々減少。本来の姿である“完形標本”こそが、アンモライトの真価を最もよく伝える形といえます。本標本は約8000万年前、海を優雅に遊泳していたプラセンチセラスの殻が化石化した、生物起源の宝石です。
約18cm級のサイズは、手に心地よく収まる扱いやすさを備えています。飾る場所を選びません。
両面ともに美しい輝きを放ち、何度向きを変えても新たな表情が現れます。360度どこからでも鑑賞できる、両面輝く、完全体ならではの贅沢な魅力です。
光源と角度の変化に応じて輝き方が劇的に変わる——これこそがアンモライト最大の魅力である「遊色(play of color)」です。
正面からは深紅、角度を変えると緑・橙の光が走り、環境光によって姿を変え続ける“動きのある標本”です。近づいて見ると、微細な粒子がキラキラと輝きます。
横から見ると驚くほど薄く、プラセンチセラス属の特徴である円盤状のフォルムが際立ちます。
直径最大部186ミリほどあります。
100円硬貨との比較です。過度に加工せず、自然がつくり出した凹凸や層状の流れ模様をそのまま残しています。化石としての味わいと宝石としての美を両立した、まさに、自然が何千万年という年月をかけて完成させたナチュラルアートです。
商品スペック
| 商品ID | al470 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 極めて希少な「完全体ホールタイプ」……らせん構造と炎色が溶け合う、宝石アンモナイトの最高峰「アンモライト」……艶麗なるナチュラルアート |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 18.6cm 厚2.3cm |
| 商品解説 | 極めて希少な「完全体ホールタイプ」……らせん構造と炎色が溶け合う、宝石アンモナイトの最高峰「アンモライト」……艶麗なるナチュラルアート |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























